雪、ときどき嵐

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Snow Manの熱量は、人の感情を動かす ~デビュー1周年に寄せて~



Snow Manデビュー1周年おめでとう!

いろいろあったけど、なんだかんだあっという間の1年。せっかくの機会だから、この1年を振り返って彼らについて書き記しておこうと思う。

以下、しがないヲタクの拙い文章。





私がSnow Manを好きになった2019年、元ジャニヲタの友達に「最近Snow Man好きなんだよね」と伝えたことがある。


するとその子は、「あはは!マジ?Snow Man?」と言った。


彼女は普段からとても優しくて気配りのできる人で、きっとその言葉に悪気はなかった。

でも私は、ものすごく悔しかった。


「もうデビューできない」と言われ続けたあの時代を、リアルタイムで見ていた他担の正直な感情だったのかもしれない。


私が好きになった頃にはもうデビューは決まっていたけれど、それでも「Snow Manが好きなんです」と言えば「誰それ?」と言われることが多かったように思う。


ただ私は、未知数の9人が全員で力を合わせてひたすら目の前の仕事に食らいつく姿を見て、「この人たちは絶対に売れる」と確信していた。


自分を出すだけでなく、周りのメンバーを見て引くこともできる優しさ、かっこよさだけでなく飾らない部分も見せられる強さ、優れたパフォーマンス、そして何より、とんでもなく真面目でど根性の塊みたいなところ。

人の感情を動かす要素がこのグループには揃っていると思った。


そして、そのSnow Manの根源には全て"熱量"があった。


アイドルってやはりスター性が重要な職業で、生まれ持った華やかさというものは大きな武器になる。分かりやすく言えば、「誰もが頷くとんでもない美形」だとか。

アイドルのファンはきっとそんな風に外見の美しさに魅了されている人が多い。

Snow Manの武器も、飛び抜けて強い。でも、彼らの戦い方はそこだけじゃなかった。

まるで努力と友情の物語のように、時に血反吐を吐きながらスクラムを組んで走り続ける。


実力派で、プロも唸るほどのパフォーマンスを叩き出す。

バラエティではトライアンドエラーを繰り返し貪欲に笑いを取りに行く。グループでの団体芸を理解している。そのためにそれぞれがどうすればいいのかスタッフに質問したり、帰り道に反省会をしていたり、バラエティノートを書いていたりする。

ISLAND TVやYouTube、weiboを頻繁に更新し、「ありがとう」を伝え続ける。


ここには全て、"熱量"という名の武器がある。


言葉を発するだけなら簡単だ。誰だって口にできる。だけど、熱量というものは、真に存在しなければ伝わらないと思う。

どう仕事に取り組んでいるのか、何を考えているのか。

それは、たらふく刊行される雑誌のテキストであったり、ブログであったり、YouTubeやライブでの些細なシーンであったり、様々な場面で見え隠れする。

直接的に見ることはできないけれど、確かに存在するもの。

それがSnow Manにはあるから、彼らは人を惹き付ける。


2020年、Snow Manはデビューした。

1年を通して様々な媒体に引っ張りだこだった。でもこれは、日本最大手の事務所の期待の新人ということもあったのかもしれない。


特筆すべきは、CDが2作連続でミリオンセラーを突破したということだと思う。

私はここに、彼らのグループとしての強さを感じた。


人の購買活動は、そんな簡単じゃない。

広告を出せば売れるなら日本経済はとうに潤っているだろうし、買ってくださいと言われて何でも買えるような人間は世の中に何人いるだろう。

そんな中でSnow Manは、CDを売った。


数字が武器になることを、メンバーはもちろん、ファンが知っている。

Snow Manはファンに買ってもらえるように、"熱量"を届け続けた。言葉だけでなく活動の全てが応援したいと思わせてくれるものだったからこそ、ファンはCDを買った。

その想いのやり取りが、ミリオンという数字となって表れたのだ。


私は人生で初めて、握手券も付いていないのにCDを複数枚買った。我ながらヲタクと言う割には財布の紐が固いところもあったので、そんな自分に驚いた。

Snow Manは、人の感情を動かすアイドルだと思う。


令和のSNS全盛期にジャニーズとしてできるギリギリのラインまでそれらを活用し、身近でありながらアイドルの煌めきを崩さないスタイルを確立しているSnow Man


2020年、思い通りにいかなかったことや苦しかったことも沢山あった。それでもやっぱり、Snow Manを応援できて幸せだったなと思う。

真っ直ぐに進む彼らは、いつだって眩しい。


あの日「あはは!マジ?Snow Man?」と言った友人も、少し前に皆で一緒にDVDを見たとき「かっこいいね」と言っていた(多分私の力説のせいもある)。

でもこれからもそうやって少しづつ、彼らの熱量は人の心を動かしていくんだと思う。


揚げ足を取りたがる人も沢山いる。心無い声は未だ絶えない。

そんな中、私に出来ることなんてほとんど無いけれど、ただひたすらに「好きだよ」と叫び続けることだけは欠かさずにいたい。


絶対にSnow Manはもっともっと売れる。国民的アイドルになる。


だって並々ならぬ熱量があるから。


嵐が活動休止してからっぽになるはずだった私のアイドルヲタクの一面は、Snow Manによってこれからも彩られる。

2021年もよろしくね。


Snow Manが好きだ。

2020年、9人のおかげでいい年になったよ。


生まれてきてくれて、ジャニーズに入ってくれて、Snow Manになってくれて、ほんとにほんとにありがとう。

これからも、沢山ありがとうを言わせてください。


Snow Manは、最強のグループだ。