雪、ときどき嵐

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ジャニーズを卒業する7人へ、7色の花束を

 

 

2023年5月25日、IMPACTorsがジャニーズ事務所を『卒業』した。

 

IMPACTorsのみんなへ。

卒業おめでとう!!!!!!!

 

これはおめでとうでいいのかな?って考えたんだけど、門出にはやっぱり祝福の言葉を贈りたいから、胸を張って伝えることにする。

 

んー、本当のことを言うと、ジャニーズ事務所でデビューする7人が見たかった。

華々しくデビューして、メディアに引っ張りだこになって、年末はカウコンに出て、ジャニーズメドレーを歌うグループになる未来を何よりも描いていた。

 

ただ、YouTubeはいつまで経っても担当日が決まらなかったし、Jr.にはいくつもの人気グループがいて先がつっかえている中で、IMPACTorsがデビューできるとしてもいつになるんだろうって現実的に考えてる自分もいた。

 

メンバーは全員20代。アイドルとしてデビューを掴むためのタイムリミットが迫っていたのは確かなんだと思う。

あのまま事務所に残って飼い殺されるくらいなら、外の世界へ出て羽ばたいた方がいいのかもしれないと私は前向きに捉えている。

 

高校生や大学生に上がるタイミングでジュニアを辞める人も多い。グループを組む以前から既に20代だったメンバーも多い中、事務所に残っていた7人は、きっとジャニーズにこだわりを持った人たちなんだと思う。

そんな彼らが、こだわりを捨ててでも叶えたい夢と、それを叶えるため一緒に飛び立ちたいと思える仲間に出会えたことが素直に嬉しかった。

 

滝沢歌舞伎のオーディションをくぐり抜けて集まって、直談判して単独ライブに漕ぎ着けて、ISLAND TVという唯一使えた媒体を自ら駆使してファンを増やして、グループ名をくださいと伝え続けて、ようやくグループになった7人。

決して簡単な『オキニ』なんて言葉じゃ括れない活動をしてきたと思う。

この努力を見ていた人が、7人にチャンスをくれていただけだ。

 

数あるグループの中で、誰よりも這い上がった人たちだと思っているし、その泥臭さがいつもカッコよかった。私はIMPACTorsのパフォーマンスはもちろんだけど、決して諦めたり腐ったりせずに自分たちのできることを探して行動に移すところが好きだった。

 

ジャニーズのパフォーマンスを愛し、ジャニーズとして自分たちが輝ける形はないか模索し、グループの色を見つけていく姿は見ていて本当に楽しかった。

ファンながらに嬉しいことだけじゃなくて悔しいこともたくさんあったけれど、それでもいつだってファンに感謝を伝えてくれる7人のことを誇りに思っていた。

 

私はデビューが決まっていないJr.のファンをやるのは初めてだったから、この3年間本当に濃かったな。

 

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いつ解体されるのか分からない中で応援することがこんなに怖いって知らなかったし、グループを組むことがこんなにも嬉しいって知らなかった。

 

少クラへの出演や雑誌のページが増えることをこんなに願ったことはなかったし、新しい曲がもらえるたびに泣きそうなくらい嬉しくなるって知らなかった。

 

テレビに出れば高画質で録画して何度も何度も見てハガキを出したし、『売れてほしい』ってこんなに思ったことなかった。

 

改めてグループを組む前からの少クラを見返していると、どんどんパフォーマンスが洗練されていったんだなと分かる。自信に満ち溢れていく7人の姿をリアルタイムで見られて幸せだった。

 

7人は、きっとこれからも進化し続けていくんだろう。

 

ジャニーズじゃなくなった皆がこれからどんな選択をするのか何も分からないけれど、変わらず好きでいたいと思っている。

 

やっぱり、これからの7人も楽しみにしていたい。

 

そして、今よりもっと面白くて楽しい未来になっていたら嬉しい。

 

IMPACTorsのファンでいられて本当に良かった。

 

改めて、IMPACTorsジャニーズ卒業おめでとう。

ジャニーズのアイドルになってくれてありがとう。

 

新くん、影山くん、基くん、大河ちゃん、椿くん、横原くん、奏くんの未来に幸あれ! 

 

 

 

P.S.

横浜アリーナ、いつか立ってね。