雪、ときどき嵐

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滝沢歌舞伎ZERO2020 The Movieを見たSnow Man兼IMPACTors担の備忘録

 

 

滝沢歌舞伎ZERO2020、3回目をキメてきた。でも私は、3回目にしてようやくちゃんと観れたかもしれない。
「究極の和のエンターテイメント」って言ってる予告を見すぎたせいでバイト先の「和のおせち料理〜」って店内放送にビクゥッってなってたレベルで楽しみにしてたんだけど、まず1回目、ほぼ記憶がない。佐久間くん!基くん!うァァ!と座席で静かに暴れていたら終わった。阿部担と康二担と行ったのだが、案の定みんな自担ばっか見てて笑った。そりゃそうだ。目が足りん。
次の2回目、舞台挨拶からの鑑賞。やっとちょっとだけ記憶が脳内に留まった。基くんが映るシーンを見ても暴れはしなかった。ただ感情の放出を抑えるためにハンカチを固く握りしめてたら、映画終了後すんごい湿ってた。
そして3回目、12月17日の舞台挨拶付きの回を見た。1、2回目よりはマシだった。だから私はようやく感想ブログを書く。
と言っても"比べたらマシ"なだけであり、「かっこいい」「可愛い」以外の感情ごっそり抜け落ちてる可能性が高いのでご了承頂きたい。
あと、気づいたら自動的に自担(佐久間くんと基くん)にフォーカス当てちゃってる人間なので、そこもご了承頂きたい。
しがないヲタクの備忘録。1万5000字越えなの自分でも引いた。

 

 

 

 

※以下、ネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.オープニング


将聖くんがイラついてる。絵本をバーンと投げ捨ててどうしたん…と思ってたら突然ピエロにスケキヨにとホラー演出が登場するもんだから心臓に悪い。
ホラー苦手な方は読んどいた方がいいかもしれないです…!っていうふせったー見せてもらってなかったらたぶん私は心臓ひとつ無くしてた。驚かされるホラーほんと無理人間なので…ありがとう教えてくださった方…。
すると謎の女性ミシェル(名前ミシェルやったんや…)が現れて洋書開いたら船の上に連れてかれて気づけば僕だけしか知らない未来都市に行くんだけど、まあ〜未来都市のCGがすごい。ハリウッドハリウッド。「監督、このCG使いたかったんかな〜」って思ってたら案の定、VFXの担当の方のインタビューに「初の打ち合わせの時に、滝沢監督から求めている方向性が明確に表現された一枚絵をいただきました」とあって、やっぱり、となった。
ちなみにパンフを読んだら、あの新橋演舞場は「近未来のサーカス劇場」らしい。サーカス…たしかに。
海面のCGの映像をバックにふわぁってSnow Manのメンバーの名前と映像が映る絶妙なダサさに「あ〜ジャニーズ〜!」って興奮した。

 

2.ひらりと桜


最高。もうここだけで元取ってる。華やかなドカ桜にピンクの衣装のSnow Manが舞い踊るわけだけども、とにかく美しい。カメラを中心にして円になって踊るところすごく綺麗で好き。
ひらりと桜、みんな好きだけど特に阿部くんが好きだなぁ。音楽の日で阿部くんが笑顔で踊ってる姿見てたまらなく好きだって思ったんだけど、やっぱり今作もにこやかな笑顔が素敵だった。ああいう笑顔で踊る曲やらせたら阿部くんの右に出るものはいないんじゃないかと思うくらい完璧なスマイル。
それで今日気づいたことがあって、もしかして最後らへん基くんの頭に花びら付いてる…?舞台挨拶でIMPACTorsの名前が出てて興奮したまま鑑賞したから空目かもしれない。幻覚だったのかな。円盤化したら一時停止してちゃんと見たい。
今日の舞台挨拶後のひらりと桜は特に沁みたなぁ。 Snow ManとIMPACTorsがズラッと並んでるところを見るだけで泣きそうだった。来年の滝沢歌舞伎ZERO2021にもIMPACTorsの出演が決まってて、行けるかわかんないけど、実際に見たら私エグいくらい泣くと思う。だって映画鑑賞3回目なのにまた泣きそうになってるんだもの。
IMPACTorsって歌舞伎に集められた中から選ばれた7人で。つまりひらりと桜は、Snow Manによる滝沢歌舞伎ZEROの始まりの曲であり、IMPACTors7人の始まりの曲でもある。彼らの歩みとこの先の未来まで勝手に想像して泣きそうだった。
それにプラスして2019からのラウールくんの声、表情、立ち姿、全ての成長を感じてしまって感情の大洪水。センターがどんどん板に付いてきて風格が増してる。しかもあの撮影は半年以上前だから、きっと今のラウールくんがやったらまた違うだろう。リアルタイムで応援していることに特に価値を感じるアイドルだなと、常々思う。
そんで自担の話だけれども、佐久間くんはとにかく桜が似合う。メンバーカラーがピンクっていうのもあるし、桜の持つ希望の雰囲気や春の儚さのようなものを表現するのが抜群に上手い。なんだか妖精みたいに踊る。陽だまりの中を艶やかに舞うって感じ。大好き。
(このヲタクはダンスに関する知識ゼロなのでこんな感じで全部ニュアンスで喋ります。よろしくお願いします)。

 

3.九剣士


インパク担の私、「影山くん…」と溜息をつくことから始める。なんて良い声してるんだ…。「さあ来い、九剣士よ!」のところでアップになる影山くんの纏う覇気に圧倒される。
ところでここ去年と台詞が違っていて、今年の「血を欲すれば悪となり、涙を欲すれば善となる」ってのには痺れたな。
勝手な解釈だけど、実は九剣士が正義と悪のどちらなのか明言されていない。斬り掛かる黒い装束を身にまとった人達が傍目からすると分かりやすく悪のように見えるけれども、悪は自らのことを悪だと思っていることは少ない。そうなると九剣士が"悪"である可能性もある。もしくは双方悪である可能性もある。
躊躇うことなくとどめを刺す翔太くんや、ニヤリと笑う舘様、快楽殺人鬼さえも彷彿とさせる目黒くんの微笑みに、最後の赤く染まった空間を去る阿部くんの舌打ち…。
九剣士って何なんだろうか(ドツボにハマる音)。
てか、最初の康二くんがとにかくめちゃくちゃかっこいい。康二担の友達はそこでやられたらしい。ありゃずるいよ。いつもはあったかい康二くんだけど、あの瞬間の温度は、"冷たすぎて熱く感じる"みたいな感覚に似てる気がする。

九剣士はね……私、気づいたら基くん見てる。基くんが斬られてるシーンも後ろで待機してるところも全部追っちゃう。今日こそ別のところを見ようって思うのにいつの間にか基くんをロックオンしてる。誰にだったか覚えてないけどガッツリ顔をこちらに向けて斬られる。そしてまた出てくる。そんで斬られる。出てくる。斬られる。
特に印象的なのは影山くんと共に翔太くんを斬ろうとしてるところ。舌出して瞳孔ガン開きで最高に狂った顔してるので、見てるこっちも思わず目を見開いちゃう。そこに二刀流の佐久間くんが飛んでやって来るもんだから、見てるこっちの記憶も飛ぶ。あの佐久間くんが怖がっていたという装置、それでもバッチリ決める佐久間くんが本当にかっこいい。
あと、基くんがいわふかに斬られてるシーンがあるらしいんだけどほんとに記憶が曖昧で。また観に行かなきゃかな……いや、お金ないな。いつか出るはずの円盤で我慢しよう(そんなこと言いつつ行くかもしれん)。翔太くんと大河ちゃんしかり、康二くんと椿くんしかり、しっかりと尊先に斬られるシステム、良いよね。

 

4.変面


どっちがめめでどっちが康二くん?を永遠やってる。毎回わかんなくなっちゃう(今日はちゃんと予想合ってた)。
女性のダンサーの手に合わせてひかるくんが面を変えるところ痺れたな。何でもこなしてしまうひかるくん、流石としか言いようがない。康二くんはいつもここ緊張してたって言ってたけど、めちゃくちゃ決まっててかっこいい。難しいんだろうな〜って素人目から見てもわかる。中国の伝統芸能をしっかりやり遂げるのすごいなと思った(小並感)。

 

5.Maybe


マルチアングルをくれ(切実な叫び)。
ラウールくんの踊りを一挙手一投足逃さずに見たい。あべふかの儚い表情から一瞬も目を離さずにいたい。頼む、頼むよ円盤。
1年経って、ラウールくんの踊りがまた少し変わってるんだろうなって素人目にも分かる。2019は毎日違ったらしいけど、2020もその瞬間のパッションで踊っているのが伝わってきて素敵だった。あえて去年と同じ衣装にして成長を見せたいと自ら言える強さ。やはりラウールくんは伊達じゃないし、メキメキとモンスター級カリスマアイドルに育っている。また出来れば来年もやって欲しいな。
そしてあべふかの歌うシーン、それぞれのメンバーカラーで映し出されるの綺麗だった。深澤くんの元から持つ儚さみたいなものが出てた。阿部くんは、細かい表現がより美しくなってるなって思った。悲壮感みたいなものがよく似合う。佐久間くんが以前ステファンで阿部くんの表現について「阿部ちゃん自身"表現が苦手"って言ってて、模索中だからこその今の形。今後もっと自分の表現方法と向き合っていくだろうし、あのスタイルがどう進化していくのかが超楽しみ」「みんな"今の阿部ちゃん"を楽しんでおいた方が絶対いいよ」って答えてたけど、ああその通りだなぁって感じた。16年アイドルをやってもなお、まだまだ進化が止まらない人。
最後のラウールくんの指パッチンで星空に変わる演出も好きだった。全ての瞬間の表情が繊細で綺麗。

 

6.My Friend


はい、来ましたゆり組。滝沢監督ゆり組好きですよね…?去年の殺陣もゆり組あったし…。分かりますよ、分かります。私もです。
今回もフライングしてる舘様と歌う翔太くんっていう構図は変わってなかったけど、星空のCGがすごかった。宇宙空間に存在するゆり組…これぞまさに宇宙の神秘ってやつ???
でもなんだろう、ふと冷静になった時に、「なんで舘様は袖無のぴちぴち衣装で宇宙空間の中、謎の四角にぶら下がってるんだ?」となる。いや、考えたら負け。ゆり組は神秘なので。
そして最後の落下演出、翔太くんの目を伏せる表情…嗚呼ゆり組(感想を述べることを放棄するな)。

舘様の落下から将聖くんに切り替わり、ミシェルが絵画の中の天使のように救い出す。
あれ、ここだっけ、僕友達いないんだ…って言ってたの。忘れちゃった。とにかく、将聖くんが「今は楽しい」的なことを言ってたところ、ようわからんが何はともあれ楽しいならよかったよ…ほろろ…となった。

 

7.組曲


皆が口を揃えてキツかったと言う組曲。「血反吐を吐いてもらおうかな」でお馴染みの組曲
組曲って何を表現してるんだろう。2019でダンサーが2階席に神のように座って花びらを降らせたところと「水」が関係してるってところから、私は勝手に"天災を受けながらも必死にひたむきに生きる農民の舞"だと思いながら見てるんだけど、あなたはどう思いますか?(問うな)
映画版で雨が降ってるのすごく良い。
必死さが伝わってきて、こちらの感情が揺さぶられる感覚がたまんない。
IMPACTorsあまり映らないのが寂しいんだけれど、組曲は特に奏くんの表情がすごく好き。やっぱり奏くんは表現力が高いなって思う。思わず目に入ってくるような華があって、一瞬映る表情に引き込まれる。個人的に特に基くんと奏くんの表現方法が好きなので、つい見ちゃうんだよな。

最後の息遣い、あれ後からのアフレコなのかな。音的に。必死な姿を最後の最後まで映し出すところに滝沢歌舞伎ZEROという作品の独自性を感じた。

 

8.五条大橋


佐久間くんのストーリーテラー、声が良い。岩本くんの弁慶も以前に増して貫禄があるように見えたし、牛若が佐久間くんというビッグサプライズに腰抜かした。新くん随分軽やかに飛ぶなぁ…?とか思ってたけどそりゃそうだ。佐久間くんなんだもの。
佐久間くんのことを「神様みたい」と言うひかるくんが契りし主従関係ですよ…勝手にいわさくに重ねてしまって余計しんどくなった。橋に背筋を伸ばして座るスーツ姿、また新しい表情の佐久間くんが見れたなってすごく嬉しかった。

 

9.腹筋太鼓


来ました名物・腹筋太鼓。これぞまさに、「なんかよくわからんがすごいものを見せてもらってることだけはわかる」の真髄。
半裸の男たちが集い、目黒くんの雄叫びから獣のように叫び始める謎演出も、なんかようわからんがすごい。
岩本くんだけなんてことない顔で太鼓叩いてるのがクールで最高。腹筋太鼓に関して「これで終わりか…」と寂しささえ感じていた男、やはり格が違う。日頃のトレーニングから腹筋太鼓でやられるほどヤワじゃないなんてさ…レベルが違いすぎて目眩。ひかるくんの太鼓の音色、特にドンと響く感じがして好き。そして、さくこじめめの回転するメカ太鼓、あれやっぱり訳わかんない。なんで回ってるんだ?でもめちゃくちゃ必死なのが伝わってきて、ものすごく胸を打たれる。嗚呼これが滝沢歌舞伎ZEROか…(気づいた顔)。

 

10.Make it Hot


去年のYouTubeの定点見直して思ったけど、よりパワーアップした感じがする。Snow Man、横並びがとにかく強い。蛍光に光る衣装が映えてて良い。
何よりもカメラアピールが超絶かっこよかった。円になって踊るところとか、それぞれの表情に痺れた。一度前の方の席で見たんだけど、没入感があったのでメキホは是非前方で見て欲しい。あ〜!佐久間くんかっこよかった!!!(記憶が曖昧で具体的な感想が言えなくなってる)

 

11.Crazy F-R-E-S-H Beat


突然の白ホリに黒スーツ。数箇所の定点で魅せるMVも好きだし、今回みたいにカット割りを増やして少し自由にやってるのも好き。特に渡辺くんが舌出してカメラアピールするところとか、Dance videoじゃ見れないからありがたかったな。あそこの翔太くんずるいっしょ。
ひかるくん振付の曲が映画館で見れたのも幸せだった。ひかるくんの振付大好き。コレオグラファー岩本照さんのファンです。

 

12.Black Gold


Crazy F-R-E-S-H Beatに圧倒されてたらすぐに「ブラッゴウ…ブラッゴウ…」と始まる。ピンクのライトに照らされた佐久間くん。佐久間くんの歌い出し、ものすごく信頼できる。佐久間くんって必ず結果を出す人だよなって思う。任せたくなるよな。佐久間くんが出だしに行くことで、曲の安定感が生まれる気がする。そこから康二くんの少し高い声がアクセントになり、畳み掛けるような舘様のラップで重厚感が増す。そして翔太くんのメロディ。ここのメロ超好き。忘れたくなさすぎてGarageBand(音楽ソフト)に急いで書き起こした。少しばかり音感あって良かった。でも早めにフル音源が欲しい。狂ったように聴くと思う。阿部くんのフェンス越しの表現も良かった。2番Aメロはひかるくん。やはりこういうのはいわさくなんだな。信頼と実績のいわさく。コンスタントにクオリティの高いものを生み出し続ける職人たち。からの目黒くんのメロ。めめなべの声質に合ってて、綺麗なメロディだった。そしてふっかさんに続く。ここもあべふかなんだな。ふっかさんの表情好きだったな〜。そしてラウールくんが登場する。足元だけのアップ→背中→正面、って流れのカメラアングルなんだけども、とにかく天才。全てにおいて正解以上のものをを叩き出してる。足の動かし方も歩き方も小さな表情のニュアンスもカメラに手を持ってくる仕草も、全部天才。努力型のカリスマってまさにラウールくんのことだなと。サビにかけてラウールくんの才能と努力の結晶がぎゅっと詰まってた。あんな風にカメラの前で堂々と表情を作れるのは才能だと思うし、自信に満ちた顔で踊れるのは努力あってこそのことだと思う。彼がセンターに立つグループは強い。それを見せつけるような新曲だった。YouTubeの定点もありはするけど、やっぱり本編のあの流れが最強。全人類に確認してもらいたい。

 

13.五右衛門ZERO


ひかるくん超強い。歌舞伎をよくわかってないので詳しく述べられないけど、あの立ち姿の迫力や声の圧に圧倒された。でもそこに「イワモトッ」「ミヤダテッ」とか背後から聞こえてくるから笑ってしまう。極めつけは「ラウールッ」だったな。思わず吹き出しそうだった。まあ確かに「ムラカミッ」じゃ通じない可能性があるけどさ。それにしても立体音響ここで使うなよ(嘘、最高だよ監督)。
刀投げの息を飲む緊迫した空気感が画面越しで伝わってきて素敵だった。いつか生で見たいって気持ちがさらに大きくなった。
あと、ラウールくんの貫禄が去年よりかなり増しているように思った。表情も動きもすごく素敵だった。ヨッ!伸び代しかない男!(ラウールッ)。
そして五右衛門ZEROも私にとっちゃ基くんを探すゾーン。基くん序盤で側転します。何でもできる基俊介さん…怖。何が出来ないの?ダンス歌ボイパ水泳アクロ…基くんの弱点って何?マジで教えてほしい。刀投げの前に舘様を追い詰めるのも基くんです。
あと、ラストで棒の上に乗って新くんと大河ちゃんが前回りするところ。大河ちゃんが新くんにアイコンタクトしてから2人で回るのすごく好き。

 

14.男と女の舞


さく姫…結婚してくれ。
毎度見る度に、美!御礼!優勝!求婚!!と心の中でスタオベをかましてしまう(叫びの癖がすごい)。好きすぎて苦しい。さく姫が美しすぎて今すぐ女やめて求婚しに行きたい。背後から手で目を隠されて「だ〜れだ」されてる翔太くんそこ代わって。いや嘘、さく姫に手を重ねる翔太さんも美しすぎる。そこ2人結婚しな(真顔)。昨年以上に美しさに磨きがかかっていて見惚れてしまった。マスクをしてるからかろうじてバレてないけど、私めっちゃキモイ顔で見てると思う。さく姫に人生狂わされて死にたいもんね(真顔)。
佐久間くんの憑依する力というのは本当に恐ろしいと思う。私はかねてから佐久間くんのことを「音に成る人」と表していたんだけど、彼自身もインタビューで音の一部になりたいと言っていたりするから、ああ掌の上だなと感服してしまう。表現している時は"佐久間大介"ではなく、その音の世界に住む存在になる。佐久間くんの表現を見ていればドキドキが止まらない。次はどんな表情を魅せるのだろう?と目を奪ってしまう人。さく姫と結婚したい(まだ言う)。表現者佐久間大介が好きだ。
そして数万人のヲタクが言ってると思うけど、ここのめめあべヤバい。目黒くんが雑誌で「ファンのみんなが喜びそうなシーンがある」って言ってて、何?と思ってたけど…そんな、そんな「ファンが喜びそう」だなんて言ってくれるなよ!!ヲタクを舐めるなよ……
…まァ…「うぉおァァ!?ちゅーした!!??」って喜んでないって言うのは嘘になるけど……ね…?(ごめんて)。目黒蓮というのは全く恐ろしい男だ。
何より阿部くんが前年以上に"女人"だった。びっくらこいた。正直2019では佐久間くんの女形にばかり目がいってたんだけど、2020は阿部くんの艶やかさだったり滑らかさもすごく進歩していたというか。いや素人目なのであまりよく分かってはいないんだけれども、とにかくとても綺麗だった。年々進歩していきそうだし、また来年もやってくれないかな。
ところで、今年の映画で阿部くんの表現の幅がどんどん広がって成長してるんだろうなってわかったのがすごく楽しかった。私は阿部くんの不器用さと、完璧なアイドル像を目指す己のマインドの勝負みたいなものがすごく好きで、そのマインドの部分が不器用さに打ち勝って成果として表れたときにたまらなく愛おしくなる。「多分こう見せたいんだろうな」っていうのが分かっても彼の不器用な一面が見え隠れするところが阿部くんらしいなと思っていたわけだけど、ここ1年でやり方を模索してどんどん成功率を上げているように思う。いや私は新規なのでこれまでの阿部くんを過去の映像で見ることしかできないから間違っているかもしれないけど、それでも、真面目でちょっと頑固な彼が文字通りひたむきに向き合って放ったパフォーマンスなんだなと感じる度に好きになる。綺麗だよ、阿部ちゃん。

 

15.総踊り・花鳥風月


何から言ったらいいか分からない。とにかく花鳥風月見るために映画館に通いたいくらいには好き。
昨年は歌舞伎メイクのまま女声の音楽に乗せて踊ってたから「いやなんやこれ」と違和感が大きかったんだけど、今年は大正解を叩き出してた。黒の柔らかな服に首元に墨をつけたSnow Manと、パステルカラーで頭にお花を付けてるIMPACTors、そして花が描かれた華やかなセット。Snow Manと周りとの対比が全て美しくて、ダンスもカメラワークも逸品だった。女声の音楽も柔らかさが増して見えて去年以上に素敵に聞こえた。花鳥風月の良さってこういう形で見えてくるんだと思った。1部のラストを締めくくるに相応しい演目。
特に佐久間くんのダンスが狂おしいくらい好きだったな。こういう踊りをさせたら誰も勝てないと思う(贔屓目もあるかもしれん)。佐久間くんの表情までも踊るパフォーマンスが大好き。儚さと温もりと柔らかさと艶やかさと…って様々な美しさを纏う佐久間くんに思わず目を奪われてしまう。スタイリングも神がかっていて、また佐久間くんに惚れてしまった。これで何回目だろうか。
そして、花鳥風月は基くんも最高。パステルカラーの衣装に頭にお花を付けてるの、可愛いが限界突破してる。ダンスもめちゃくちゃ良い。ここのステフォ30枚くれ。どこまでも淡い色が似合ってしまう基俊介さん(24)…。終始可愛いという感情に脳内を支配され続けたヲタクを許して欲しい。
花鳥風月、すごく好き。やば、また歌舞伎キメに行きたくなってきた。

 

16.鼠小僧次郎吉


将聖くんが飛び起きて目覚ましを止めると何故か部屋に貼られたお丸のうちわが喋ってる。「パンしてどーん!お丸デェス!」とか言ってたところ、笑いこらえるの無理だった。あの演出ずるいでしょ。「ここからは笑っていいやつです」って暗に伝えてるのずるい。そこから将聖くんが「鼠小僧次郎吉という大泥棒がいました。でも、死にました」と表紙に滝沢歌舞伎と書かれた謎の洋書を読んで始まるわけよ。なんだこれ、未来都市どこ行った(たぶんそれ考えたら負け)。
お丸の葬式のシーン。皆が口を揃えて「ふっかが1年で一番輝く」と言うだけあって、もう初っ端からお丸さんが輝く輝く。おでこにマイクぶつけるわ泣いてえずくわ伸び伸びしてる。エキストラの人も笑わせようと意気込むお丸さん大好き。あとサラッと参列席に座ってるあべぞう。君はなんでそこに座ってるの。可愛いね。
ただここのシーン、私お丸さんをちゃんと見れてないかもしれない。ごめん。
だって…映り込む基くんが可愛くて可愛くて仕方がないんだもの〜ッ!(金さんのおみっちゃんへの想いみたいに言うな)
お丸さんの言葉に合わせて泣いたり頷いたり隣の奏くんと話したりと、まあ〜背中が可愛いこと。八割方その背中見てる。今日こそ他のところ見ようとか思うけど毎回無理なのよ。基くんが可愛すぎるのが悪い。先輩のバックでも一切気を抜かずお客さんを落とそうと踊る基くん、やはりこういう場所でも油断出来ない。また落としにかかってる。
あとお葬式のシーンで好きなのは、お丸さんが喋ってたスタンドマイクをサッと持って履けてその後裏にしまってから何事も無かったかのように会話に参加する奏くん。めちゃくちゃJrやってる。あと今年は鼻垂れてない(でも今年もお丸さんにはフラれる)。あ、このシーンであべぞうの肩に手を置く基くん可愛いです。
そう、鼠小僧は私にとって基くんに目を奪われてしまう演目なんですよ。なので今後もすぐ基くんの話します。

そんな町人たちを遠目で見ている新吉親分が登場し、徳俵の旦那も出てきて話して「ギリギリで…いつも…生きていたいから…ア゙ア゙〜ッ」をキメる。映画でもリアルを手に入れようとしていた。旦那の尊先亀梨和也様。喋り続けるものの新吉親分がいなくなっていることに気づき泣いてしまう旦那、愛おしい。一生すっとこどっこいでいて。てか旦那40歳なんよね。舘様普通に40歳の貫禄出してるのすごい。

そして、"こそ泥"の新くんよ…。汚れた顔に前髪を上げたロン毛、知らない人が見たら確実にどこぞの俳優さんかと見間違えると思う。私は声出しそうになって必死に堪えた。新くんの悪役、虎者で見てたけど映像用の抑え目な芝居もすごく良かった。何考えてんのか分からないあの独特な雰囲気を出せる才能が怖い。黒影組のシーンにグッと意識を引き込む役回りを軽々とやり遂げてる新くんは、やはりIMPACTorsのセンターだな…とファンとしてすごく誇らしくなった。あらち…かっこいいよ…好きよ…。

そして鼠小僧といえば黒影組。オモロ喜劇に現れる悪役たち。映像用に芝居を変えたという彼らの凄みは昨年以上だった。官兵衛、舞台では常に100でやっていた気がしたけど今作はかなり引き算がなされていて余計に怖かった。一方の半兵衛も映像用に変えていた部分はあったけど、彼は割と100に近い気がした。百人斬りへの狂った執着心をシンプルに見せてる。なんか色々考えてそうな官兵衛との違いがいい。以蔵は、舞台以上に官兵衛のやり方に疑問を持つ姿がちゃんと描かれているように思った。落ち着いた芝居をすることによって、正義とは…?と静かに葛藤するのが見えてきて存在に深みが増したように思う。ラウールくん自身が1年でたくさん表現の引き出しを増やしたんだろうなって分かるから余計に感慨深い。あとここはもうどなたかが書いてるはずの黒影組考察を読んでほしい。康二くんが「裏設定がある」って言ってたし言及はしないけど、黒影組スピンオフ官兵衛過去編とかマジで見たい。描けるもの沢山あると思う。

団子屋のシーンは定番よね。ちなみにオレンジの「早」ってよだれかけみたいなの付けて頭に手ぬぐい巻いて筆箱みたいなの巻き付けた棒を持ってる(たぶん飛脚)のが基くんです。去年の新くんの台詞も喋っていたりして登場シーンが多い。お丸さんのカメラアピのとこなんて後ろの方で団子屋の前で大河ちゃんと女性2人に団子渡してナンパ(?)してるのよ、可愛い。瓦版の影山くんがやってきて、「二代目鼠小僧を幕府が募集する」というニュースを伝える。瓦版の話を聞いてる基くんの表情の七変化一生見てたい。ここから団子屋のシーンが終わるまで基くんのカワイイ無双モードが発動する。みんな被弾には気をつけた方がいい。私は毎度分かってるのにいとも簡単に撃ち抜かれる。新吉親分に二代目鼠小僧にならないかと話をするとき画面右らへんお丸さんの後ろにいるんだけど、眉を下げたり顔を見合わせて頷いたりと台詞がないときも表情が常に忙しい、可愛い。ごめん感想が可愛いしか思い浮かばない。可愛すぎるからみんな基くんを見て。死ぬ前の走馬灯では必ずあのシーン流して欲しいくらい好き。可愛い。
ところで、今年は二代目鼠小僧を幕府が募集してる、って設定に変わってるのが個人的に見やすくていいなと思った。2019は2代目の登場を願おうと幕府のお許しを経て旗本や呉服問屋の旦那衆が浅草寺に願をかけてるだけだけど、2020みたいに潔く幕府が募集しちゃってる方が新吉親分の感情の流れが読みやすい気がした。

金さんと銀さんのシーン、あのセットとても良かったなぁ。金と銀で丁寧に作られてて、セリフは去年と一緒でも見え方が全然違う。二部屋を行ったり来たりしながら自由にふざけるなべさく大好き。「小判を取られたくない、命も取られたくなぁい」とか「島田様のおみっちゃんへの、この淡くてピュアな想いを告白していないんだものぉ」とか金さん可愛いが止まらん。ついでにセットの小道具の赤べこも可愛い。
やはりあの金さんの憎めない愛くるしさを出せるのは佐久間くんしかいない。あの役基本ずっとふざけてるから伝わりにくいけど、シンプルに芝居が上手い。
翔太くんのあの銀さん独特の顔、大好き。口とんがらせてちょっと金さんの無邪気な風味も入れた芝居の塩梅が最高。
怒られてもいいからやってみようってあのぶっ飛んだ芝居をやり抜いた2人好きだな。ラストの謎の抱擁シーンは「何を見せられとんねん」ってなるけど、"これリハでは佐久間大介渡辺翔太がやってんだもんな…"って頬を緩ませたのはごめん。笑っちゃう翔太くん良いよ。そういうとこあるよね、好き。是非金さん銀さんのスピンオフも待ってます。全編大ふざけ喜劇なのにラストはなんだかんだ江戸の町を救っちゃう2人とか見たい。

そんであべぞうとなべ郎の物語に重要な(?)会話シーン。私は翔太くんがなべ郎のこと「台詞もなくてコスパ良すぎ」って言ってたのが忘れられない。マジで渡辺翔太さんだなと思った。
そこからの徳俵の旦那に町人(新くんを除いたIMPACTorsたちがいる)が何とかしてくださいよぉと言い寄るシーン。あのね、ここのね…基くんがめっっっっっちゃ可愛いんすよ(それしか言わん)。てかIMPACTors皆かわいい。徳俵の旦那の「寝られねえなら起きてろ!そして寝不足で死んじまえ!」ってセリフ好きだし、それにビクゥッってなるIMPACTors可愛い。基くんの肩に手を置く大河ちゃん可愛いし、奏くんの袖をちょんって引く瓦版影山くんも可愛い。極めつけは徳俵の旦那が道で女性とぶつかっちゃいそうになって前に進めないところ。ここでもすっとこどっこいで旦那かわいい。それを見て「ありゃダメだ」のIMPACTors、ありがとう、可愛い。

新吉親分が屋根の上に乗って二代目鼠小僧になるか迷うシーンは哀愁があって良かったな。舞台の謎のミュージカルシーンも欲しくなった。デカすぎる月の下で歌うの見たかった。お丸さんとあべぞうが新吉親分を見上げてるの良いし、新吉親分の後ろ姿を以蔵が見てるのも良い。以蔵の「俺が望む江戸」像を考えるシーンはグッと来るものがある。小春ちゃんはどうして死んだのだろうか…あの…黒影組スピンオフをくだ(以下略)。

金さん銀さんがモロ辻斬りに合いそうな夜道を2人仲良く歩いて見事黒影組に鉢合わせ、「予定通り出た〜〜!」なの笑ってしまう。黒影組笑わんのすごいなと思いながら見ると余計おもろい。銀さん強盗殺人罪って江戸にもあったんやね。簡単に売られてもなんだかんだお兄ちゃん守ってあげようとする銀さん愛おしくて抱きしめたい。そこに新吉親分と徳俵の旦那が現れて、さあクライマックスやで!感。
ここでまた新くんが出てくるんだけど、とにかくストーリーテラーにピッタリな誇張しすぎない芝居が決まってる。最高。

新橋演舞場に戻り、決闘のシーン。あの高さから飛び降りるの怖そうなのに難なく降りちゃうからほんとすごい。あ、すいませんすいません。お丸さんが傘持って登場するところで「ん?」ってピンで抜かれてるのが基くんです。可愛い。あのシーン来た瞬間暴れた。ソロで抜かれてるんだよ。嗚呼喜々絶叫大優勝。銀さんに水をかける基くん、踏まれたあと桶を取りやすいようにそっと押してる基くん、ラウールくんが乗ってる竹梯子を移動するために声をかけ、動かしている最中は演技をしている基くん…どうしよう基くん最高シーンが止まらない。
一旦落ち着こう。
それぞれのメンバーが見栄を切るところ、以前から思ってたけど、ハチャメチャなのにカッコよくてとてもいい。歌舞伎の和の感じを無理やりねじ込んでる。ヨッ!クールジャパン!(ラウールッ)
そうやって戦いは進み、絶体絶命のピンチに鼠小僧が小判を降らせるわけですよ。あの鼠は本物なのか全員が見た幻想なのかそれともいつの間にか幕府が用意していた真の二代目鼠小僧なのか…分からないけど、小判が降る中で決めポーズしてるSnow Manの背中かっこいい!優勝!!(どんどん雑になる感想)
鼠小僧、来年は話変わったりするのかな。

 

17.WITH LOVE


泣く。いつも思うけどこの曲ずるい。滝沢くん泣かせにきてるもの。ヲタク泣いちゃうもの。私は涙腺の元栓が常に開いてるから。滝沢くんが歌ってたところをSnow Manが歌い継いでいるのがすごく素敵。
ひかるくんがステージに現れて歌い出すのがSnow Manだよなって。こういうときに先陣を切るのはやっぱり岩本くんで、前だけをしっかり見据える彼をこれからも信じていたいなって思った。「君と今 ここにいる 鮮やかなままに」の佐久間くんの表情と歌い方が大好き。そして最後にラウールくんが歌うわけだけれども、2019よりもっと凛々しくて、センターとしての威厳というか、ものすごく眩しい光を感じた。あ〜このグループ最強だなって毎回確信する瞬間。
そしてラストの歌詞がこのコロナ渦において希望を届けるメッセージに変わっていてヲタクは泣いちゃった。会いたいよぉ…ってなった。早く穏やかな日々が戻ってきて欲しい。
カメラに向かって歌う出演者の皆さん全員素敵な顔をしていて、滝沢歌舞伎が好きだなぁと。カンパニー素敵よね。

そして、お決まりの「春の踊りは、よぉいやさぁ〜」がラストに。
映画のはじまりの合図じゃないところに、なんと言うか、ひとつの終わりをはじまりにしている気がして、なんだか2021がもっと楽しみになった。ここでジャンプしてる佐久間くんと基くん、映像はボケてるけどものすんごいいい笑顔してて好きが溢れて止まらなくなる。

そしてね!エンドロールのLOVEですよ。
私はLOVEが大好きでして。
大好きな健くんが作ってるってのもあるし、何よりもSnow Manが「そういえば結構 本当に大事なものって 近くて見えなかったりして 本当に大事な人って 意外と近くにいたりして 本当に大事な物って 実はもう持ってたりして 何気ない毎日だって 本当はLOVE」ってところを歌っていたという事実が素敵だなと。まだSnow Manに加入する前、目黒くんも康二くんもこのときバックで意外と近くにいたんだよなって思うだけで泣きそうになる。
そんな曲を流して、笑顔で9人とカンパニーの皆さんが自撮りで撮影しているのがすごく好き。
そしてIMPACTorsしっかり映ってて感涙。基くんずっとぴょんぴょん跳ねてるしお得意の交差ピースかましてるし、大河ちゃんなんて尊先の翔太くんに映してもらってますからね…あそこ見たとき自分の事のように嬉しくなっちゃった…がちゃん良かったね(咽び泣き)。

鼠小僧の衣装でのCrazy F-R-E-S-H Beatは秀逸だった。ちゃんとキャラのままやってるのがエンターテイナーだなと。あべぞうは猫のポーズしてるし、金さんの「隠したところも見せてdesire」でおでこを見せてくるとこ天才だと思った。あと「Uh, can you feel it, baby?」のあと、サビ前に手首をすぅ〜って吸うところ。ここでラウールくんが妹・こはるの手ぬぐいを嗅ぐんです。もう私はラウちゃんが怖かった。その感性を既に持ち合わせている17歳がこれからどうなっていくのか…。過度な期待は彼のプレッシャーになってしまうんじゃないか?と思う時もあるんだけれど、でもやっぱり彼は努力する天才だと思うから思わず前のめりになって見つめてしまう。滝沢歌舞伎だけでなく、常にラウールくんが作る作品が純粋に好き。足し算も引き算も割り算も掛け算も出来るし、何ならきっと微分積分も出来ちゃう。私は彼のことを常々"モンスター級カリスマアイドル"って言ってるんだけど、世界が真にラウールくんを見つけた時のことを想像するだけで興奮する。ラウールくんが世界を作る時代が必ずやってくる。私は心の底からそう思ってる。まだ荒削りなところもあるけど、すごく繊細にものづくりをするし思いやりに溢れてるし冷静だし聡明だし、とにかく素敵で尊敬してる。
そうして終わりかと思えば、2021に向けて青の衣装を着たSnow Manがひらりと桜を踊るシーンが来るわけですよ。青?青がコンセプトになるのか…?どう変わるの…?ってワクワクドキドキが止まらなくなる。ジャニーズエンターテイメントに頭のてっぺんまで浸かってしまっていることを自覚したところで映画館のライトがついて、すごく心地よい気持ちで終わる。

 

総括


私はかねてから滝沢歌舞伎のことを「なんかよく分からんがすごいものを見せてもらってるということだけは分かる」作品だと思っているんだけれど、その謎の熱気はひしひしと伝わってきた(と言っても私は生で見たことは無いから比べられないけど…)。半裸で太鼓を叩くだなんて冷静に考えたら訳が分からないことをイケメンの男たちが真剣にやってる。それこそに何か意味があるようで無いようであるようで無いようで……この答えをヲタクが知ることはないと思うんだけれども、とりあえず見ていて楽しいことだけは確かだ。考えるべきなのか考えたら負けなのか何も分からない。ちなみに私はとうに考えるのをやめている(未来都市?何それ美味しいの?)。WITH LOVEで何もかも許されるのだ。それこそが滝沢歌舞伎。知らんけど。

滝沢歌舞伎ZERO2020を見ていて思ったのは、すごくありきたりだけど、Snow ManとIMPACTorsを好きになってよかったなということ。
どちらのグループも何事にも全力で、真面目すぎるくらい真面目で、一つの物事に真剣に向き合う姿勢が好きだなと思った。アイドルってすました顔でマイクを持って歌うだけでも形になるはずなのに、彼らは決して表面だけでカッコつけたりしない。血反吐を吐いて自分や仲間やエンタメと向き合って、キラキラした世界を作り上げている。だからこそ観客は心のどこかをつかんで揺さぶられるわけで、そのやり取りってとても尊いものだなと思う。板の上に立つことを大切にして思いをこちら側まで届けてくれる彼らが大好きで大好きでたまらない。
2020年、辛いこと沢山あったし涙が止まらなかったり潰れちゃいそうになった時だってあったけど、Snow ManやIMPACTorsの皆がきらきらと輝く姿に本当に力を貰っていたなと思う。また明日も生きようって思わせてくれることに感謝。滝沢歌舞伎ZEROを映画館で見て、この人たちのこれからをまだまだ見ていたいなとより強く思った。生きなければならない理由がどんどんできていく。
私が彼らにできることはほとんど無いけれど、好きだよという感情を発することだけはこれからも忘れずにいたい。
そんな激重感情を抱えて、私は来たる2021年を迎える。嵐の活動休止によってジャニーズと離れちゃうのかな…なんて思ってた2年前の私、安心しろ。あの頃よりディープな世界にズブズブだぞ。すごく楽しくて幸せだから心配すんな。

同じ作品を3回も見に行ったことは無かったのに、まだまだスクリーンで見たいと思ってるんだから完全に滝沢歌舞伎ZERO中毒。
迷うことなく円盤買うので早めに売っていただけると助かります(まだ上映中だよ)。

また桜が綺麗に舞うのを見たいなと思いつつ、この長ったらしい感想文を終えます。

ここまで読んでくださってありがとうございました!そんな物好きなアナタに、何かしらいい事がありますように。