雪、ときどき嵐

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Snow Manの熱量は、人の感情を動かす ~デビュー1周年に寄せて~



Snow Manデビュー1周年おめでとう!

いろいろあったけど、なんだかんだあっという間の1年。せっかくの機会だから、この1年を振り返って彼らについて書き記しておこうと思う。

以下、しがないヲタクの拙い文章。





私がSnow Manを好きになった2019年、元ジャニヲタの友達に「最近Snow Man好きなんだよね」と伝えたことがある。


するとその子は、「あはは!マジ?Snow Man?」と言った。


彼女は普段からとても優しくて気配りのできる人で、きっとその言葉に悪気はなかった。

でも私は、ものすごく悔しかった。


「もうデビューできない」と言われ続けたあの時代を、リアルタイムで見ていた他担の正直な感情だったのかもしれない。


私が好きになった頃にはもうデビューは決まっていたけれど、それでも「Snow Manが好きなんです」と言えば「誰それ?」と言われることが多かったように思う。


ただ私は、未知数の9人が全員で力を合わせてひたすら目の前の仕事に食らいつく姿を見て、「この人たちは絶対に売れる」と確信していた。


自分を出すだけでなく、周りのメンバーを見て引くこともできる優しさ、かっこよさだけでなく飾らない部分も見せられる強さ、優れたパフォーマンス、そして何より、とんでもなく真面目でど根性の塊みたいなところ。

人の感情を動かす要素がこのグループには揃っていると思った。


そして、そのSnow Manの根源には全て"熱量"があった。


アイドルってやはりスター性が重要な職業で、生まれ持った華やかさというものは大きな武器になる。分かりやすく言えば、「誰もが頷くとんでもない美形」だとか。

アイドルのファンはきっとそんな風に外見の美しさに魅了されている人が多い。

Snow Manの武器も、飛び抜けて強い。でも、彼らの戦い方はそこだけじゃなかった。

まるで努力と友情の物語のように、時に血反吐を吐きながらスクラムを組んで走り続ける。


実力派で、プロも唸るほどのパフォーマンスを叩き出す。

バラエティではトライアンドエラーを繰り返し貪欲に笑いを取りに行く。グループでの団体芸を理解している。そのためにそれぞれがどうすればいいのかスタッフに質問したり、帰り道に反省会をしていたり、バラエティノートを書いていたりする。

ISLAND TVやYouTube、weiboを頻繁に更新し、「ありがとう」を伝え続ける。


ここには全て、"熱量"という名の武器がある。


言葉を発するだけなら簡単だ。誰だって口にできる。だけど、熱量というものは、真に存在しなければ伝わらないと思う。

どう仕事に取り組んでいるのか、何を考えているのか。

それは、たらふく刊行される雑誌のテキストであったり、ブログであったり、YouTubeやライブでの些細なシーンであったり、様々な場面で見え隠れする。

直接的に見ることはできないけれど、確かに存在するもの。

それがSnow Manにはあるから、彼らは人を惹き付ける。


2020年、Snow Manはデビューした。

1年を通して様々な媒体に引っ張りだこだった。でもこれは、日本最大手の事務所の期待の新人ということもあったのかもしれない。


特筆すべきは、CDが2作連続でミリオンセラーを突破したということだと思う。

私はここに、彼らのグループとしての強さを感じた。


人の購買活動は、そんな簡単じゃない。

広告を出せば売れるなら日本経済はとうに潤っているだろうし、買ってくださいと言われて何でも買えるような人間は世の中に何人いるだろう。

そんな中でSnow Manは、CDを売った。


数字が武器になることを、メンバーはもちろん、ファンが知っている。

Snow Manはファンに買ってもらえるように、"熱量"を届け続けた。言葉だけでなく活動の全てが応援したいと思わせてくれるものだったからこそ、ファンはCDを買った。

その想いのやり取りが、ミリオンという数字となって表れたのだ。


私は人生で初めて、握手券も付いていないのにCDを複数枚買った。我ながらヲタクと言う割には財布の紐が固いところもあったので、そんな自分に驚いた。

Snow Manは、人の感情を動かすアイドルだと思う。


令和のSNS全盛期にジャニーズとしてできるギリギリのラインまでそれらを活用し、身近でありながらアイドルの煌めきを崩さないスタイルを確立しているSnow Man


2020年、思い通りにいかなかったことや苦しかったことも沢山あった。それでもやっぱり、Snow Manを応援できて幸せだったなと思う。

真っ直ぐに進む彼らは、いつだって眩しい。


あの日「あはは!マジ?Snow Man?」と言った友人も、少し前に皆で一緒にDVDを見たとき「かっこいいね」と言っていた(多分私の力説のせいもある)。

でもこれからもそうやって少しづつ、彼らの熱量は人の心を動かしていくんだと思う。


揚げ足を取りたがる人も沢山いる。心無い声は未だ絶えない。

そんな中、私に出来ることなんてほとんど無いけれど、ただひたすらに「好きだよ」と叫び続けることだけは欠かさずにいたい。


絶対にSnow Manはもっともっと売れる。国民的アイドルになる。


だって並々ならぬ熱量があるから。


嵐が活動休止してからっぽになるはずだった私のアイドルヲタクの一面は、Snow Manによってこれからも彩られる。

2021年もよろしくね。


Snow Manが好きだ。

2020年、9人のおかげでいい年になったよ。


生まれてきてくれて、ジャニーズに入ってくれて、Snow Manになってくれて、ほんとにほんとにありがとう。

これからも、沢山ありがとうを言わせてください。


Snow Manは、最強のグループだ。



嵐が一旦止んだ

 

 

嵐が活動休止した。
"リアルタイムの嵐"は、もういつ見られるか分からない。

2年前は、2020年12月31日なんてまだまだ遠い先のことだと思っていた。それがもう過ぎた日になった。

雪降る大晦日
This is 嵐 Liveは配信された。 

 

 

snowworld9.hatenablog.com

昨年末のブログで、私はこう書いた。

 

また2021年に入ってからの気持ちを、ちゃんとこのブログに記したいと思う。そのとき思ったことを真っ直ぐに。そして私の宝箱は、きっとその瞬間に閉じられる。

 

だから今日は、宝箱を閉じる作業をしようと思う。

 

 

コンサートを見ながら、私は正面切って嵐の活動休止と向き合ったというよりも、「嵐のコンサートを楽しんだ」という感覚の方が強いかもしれない。

楽しかった。
最後の最後まで、楽しくて幸せだった。

初っ端から枯れるほど嗚咽レベルで泣くかと思っていたけれど、今思えば終始割とさっぱりした涙だったように思う。

私が最初に泣いたのは、紅白でのカイトの挨拶のとき。
松本くんが「僕たちの嵐は一旦止みます。嵐が去ったあとに、虹のかかった美しい空が、どうか、皆さんの前に広がりますよう。明けない夜はないと、信じて」と言ったあと。

「(そんな上手いこと言うなやぁ……)」

と涙が静かにぶわぁっと。すんごい静かに泣いた。

嵐はいつも通りそこにいて、「本当に終わるのかな?」とさえ思っていた中、その挨拶で初めてハッとしたというか。
改めて、彼らは「一旦止む」んだなと。

でも、どこまでも綺麗だと思った。
この苦しい時代と自分たちの名前を掛けて、希望を語る、嵐という奇跡のような国民的アイドル。私が信じ続けた5人は、やっぱりいつだって綺麗だった。

紅白の最後の曲にHappinessを持ってくるところも、大好きな嵐。

「明日を迎えに行こう」だよ?

嵐の明日は見えなくても、確かにそこにあるんだなと思った。


コンサートは、歌詞を見ていたら全部いまの嵐に重なるものばかりで、ひたすら胸がいっぱいだった。これまでの嵐との思い出がたくさん。

台風ジェネレーションの「じゃあ、行ってくる」のところのニノの語り方に今の気持ちが詰まっていたように思ったし、Love Rainbowだ〜なんて呑気に思っていたけど今思い返せばラストの「虹」とかかってたし、もう全てが計算され尽くしていた。
Love so sweetはあの瞬間聴くと違う曲みたいに思えた。何千回と聞いたけど、「思い出ずっとずっと 忘れない空 ふたりが離れていっても こんな好きな人に 出会う季節二度とない」「どこにいても君を"ここ"に感じてる」「明けない夜はないよ Love so sweet」だなんて、まるで嵐と私たちみたいだと思った。
Love so sweetは元から大好きな曲だったけれど、もっともっと好きになった。これからも何度だって聴き直す。もちろん他の曲も、全部。嵐の曲は私の人生だから。

ライブのラスト。ゆっくりと嵐がフェードアウトして去ったあと、東京ドームに虹がかかる。
ずるいな〜と思った。潤くんは紅白から綺麗に物語を作っていた。あまりにも綺麗すぎるストーリーだ。
そしてアンコールはなかった。
嵐は呆気ないほどあっさりと、一旦止んだ。

正直コンサートのラストが割とサラッとしていたから、私は活動休止を深く噛み締めずに2021年を迎えた。でもそれが逆によかったのかもしれない。
ものすごく重くてエモーショナルな演出だったら、まるで終わりにように感じてしまったかもしれないから。
私は常に最悪を想定する人間で、常に"帰ってこない"前提で考えてきたけれど、5人が選んだコンサートのラストがああいう形であったことに少し希望が見えた気がした。
もしかしたら…なんて。

まあでも別に5人はこれからも生きてるし、嵐の音楽はそこにあるし、嵐は全く終わってはいない。だから、大野くんにはこれまで休めなかった分ゆっくり休んで欲しいなと心の底から思っている。高校を3日でやめた彼が、嵐を20年以上続けてるってすごいことだよ。
トップで走り続けるということは、とてつもなく体力と精神力を使うことだと思う。ガス欠になる前に休むことを決断してくれてよかった。彼に穏やかな休息の日々が訪れますようにと願うばかりだ。


そしてライブには私の大好きなIMPACTorsの4人がいたことも嬉しかった。
影山くん、椿くん、大河ちゃんは出られなかったけど、3人の姿もずっと見てた。
グループを組んでいなければ出られなかったであろうあの場所に、IMPACTorsとして出ていたことが本当に嬉しかった。翔くんと潤くんに「IMPACTors!」って紹介されていたのを聞けたのがすごく幸せだった。
私とジャニーズを出会わせてくれたのは嵐で、そんな嵐の活動休止前最後のコンサートで、私が新たに好きになったアイドルを見れて良かった。4人が、きっと3人の分まで懸命に踊っている姿を見たら胸が熱くなった。
2年前は、もう嵐が活動休止したらジャニーズを見ることは無いのかもなんて言ってたけど、気づいたらこれまで見向きもしなかったバックの人たちに魅了されている。
こうやって嵐が作りあげたものは続いていくんだなと思ったし、私の明日は、嵐の思い出と、嵐が出会わせてくれたいろんなアイドルに支えられるんだろうなと思った。

1月1日、嵐が止んだ朝。

なぜだか8時ぴったりに目が覚めて。
起きてすぐ、IMPACTorsとSnow Manのあけおめ動画を見た。

彼らは、嵐がいない寂しさを超える幸せをくれた。
私のジャニヲタの一面はからっぽになることなく、2021年も幸せに満ち溢れていた。

私は、これまで嵐が2年をかけてゆっくりと思い出を宝箱にしまっていく作業をしていた中で、かなり感情の整理が出来ていた方なのかもしれない。
こんな風に、1月1日中には活動休止を穏やかに受け入れていた。

この年始は、嵐だけじゃなくて大好きなYouTuberの水溜りボンドもいなかった。6年間毎日投稿をし続けた彼らが、嵐の活動休止と同じ日に毎日投稿をやめて、そして年始から休んでいた。駆け抜け続けた私の大好きな人たちは、揃いも揃って同じ日に一旦休んだ。
これまた一時活動休止中のSnow Manと3人が休んでいたIMPACTorsだけれど、彼らが事前に撮影していたあけおめ動画、そしてSnow ManYouTubeは三が日を通して毎日上がった。だから寂しさは感じなくて、楽しく時を過ごせた。

人は変わる。きっと10年前の嵐しかなかった私が2021年を体験したら死んでしまうかもしれないけれど、今の私は嵐だけじゃないし、なんだかんだ楽しく生きている。
そんな自分に少しだけ寂しさを感じつつ、まあ幸せだからいいかなって。好きなことに変わりはないんだから。

きっとこれから各所で嵐を見れなくなって、どんどん寂しくなって、そんな期間を経て、いつか、もしかしたら、嵐がいない世の中に私は慣れてしまうのかもしれない。慣れたくないけれど、時間というのは時として残酷だ。
だからこれからも、手元にある嵐との思い出をちゃんと残して、ちゃんと抱きしめて生きていきたい。大好きな嵐を、これからもずっと好きでいる。
音楽を聴いて、ライブのDVDを見て、ダビングしていたテレビ番組を見て、この人たちを好きになった季節と様々な瞬間の輝きをずっと忘れずにいたい。

待ってるよ、とは言えないけれど、おかえり、を言う準備はいつだってできているから。気が向いたら、帰ってきてくれたら嬉しい。

こうして私は、宝箱を閉じる。
終わらない5人の歌を聴きながら。

ありがとう、嵐。愛してるよ。

 

 

滝沢歌舞伎ZERO2020 The Movieを見たSnow Man兼IMPACTors担の備忘録

 

 

滝沢歌舞伎ZERO2020、3回目をキメてきた。でも私は、3回目にしてようやくちゃんと観れたかもしれない。
「究極の和のエンターテイメント」って言ってる予告を見すぎたせいでバイト先の「和のおせち料理〜」って店内放送にビクゥッってなってたレベルで楽しみにしてたんだけど、まず1回目、ほぼ記憶がない。佐久間くん!基くん!うァァ!と座席で静かに暴れていたら終わった。阿部担と康二担と行ったのだが、案の定みんな自担ばっか見てて笑った。そりゃそうだ。目が足りん。
次の2回目、舞台挨拶からの鑑賞。やっとちょっとだけ記憶が脳内に留まった。基くんが映るシーンを見ても暴れはしなかった。ただ感情の放出を抑えるためにハンカチを固く握りしめてたら、映画終了後すんごい湿ってた。
そして3回目、12月17日の舞台挨拶付きの回を見た。1、2回目よりはマシだった。だから私はようやく感想ブログを書く。
と言っても"比べたらマシ"なだけであり、「かっこいい」「可愛い」以外の感情ごっそり抜け落ちてる可能性が高いのでご了承頂きたい。
あと、気づいたら自動的に自担(佐久間くんと基くん)にフォーカス当てちゃってる人間なので、そこもご了承頂きたい。
しがないヲタクの備忘録。1万5000字越えなの自分でも引いた。

 

 

 

 

※以下、ネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.オープニング


将聖くんがイラついてる。絵本をバーンと投げ捨ててどうしたん…と思ってたら突然ピエロにスケキヨにとホラー演出が登場するもんだから心臓に悪い。
ホラー苦手な方は読んどいた方がいいかもしれないです…!っていうふせったー見せてもらってなかったらたぶん私は心臓ひとつ無くしてた。驚かされるホラーほんと無理人間なので…ありがとう教えてくださった方…。
すると謎の女性ミシェル(名前ミシェルやったんや…)が現れて洋書開いたら船の上に連れてかれて気づけば僕だけしか知らない未来都市に行くんだけど、まあ〜未来都市のCGがすごい。ハリウッドハリウッド。「監督、このCG使いたかったんかな〜」って思ってたら案の定、VFXの担当の方のインタビューに「初の打ち合わせの時に、滝沢監督から求めている方向性が明確に表現された一枚絵をいただきました」とあって、やっぱり、となった。
ちなみにパンフを読んだら、あの新橋演舞場は「近未来のサーカス劇場」らしい。サーカス…たしかに。
海面のCGの映像をバックにふわぁってSnow Manのメンバーの名前と映像が映る絶妙なダサさに「あ〜ジャニーズ〜!」って興奮した。

 

2.ひらりと桜


最高。もうここだけで元取ってる。華やかなドカ桜にピンクの衣装のSnow Manが舞い踊るわけだけども、とにかく美しい。カメラを中心にして円になって踊るところすごく綺麗で好き。
ひらりと桜、みんな好きだけど特に阿部くんが好きだなぁ。音楽の日で阿部くんが笑顔で踊ってる姿見てたまらなく好きだって思ったんだけど、やっぱり今作もにこやかな笑顔が素敵だった。ああいう笑顔で踊る曲やらせたら阿部くんの右に出るものはいないんじゃないかと思うくらい完璧なスマイル。
それで今日気づいたことがあって、もしかして最後らへん基くんの頭に花びら付いてる…?舞台挨拶でIMPACTorsの名前が出てて興奮したまま鑑賞したから空目かもしれない。幻覚だったのかな。円盤化したら一時停止してちゃんと見たい。
今日の舞台挨拶後のひらりと桜は特に沁みたなぁ。 Snow ManとIMPACTorsがズラッと並んでるところを見るだけで泣きそうだった。来年の滝沢歌舞伎ZERO2021にもIMPACTorsの出演が決まってて、行けるかわかんないけど、実際に見たら私エグいくらい泣くと思う。だって映画鑑賞3回目なのにまた泣きそうになってるんだもの。
IMPACTorsって歌舞伎に集められた中から選ばれた7人で。つまりひらりと桜は、Snow Manによる滝沢歌舞伎ZEROの始まりの曲であり、IMPACTors7人の始まりの曲でもある。彼らの歩みとこの先の未来まで勝手に想像して泣きそうだった。
それにプラスして2019からのラウールくんの声、表情、立ち姿、全ての成長を感じてしまって感情の大洪水。センターがどんどん板に付いてきて風格が増してる。しかもあの撮影は半年以上前だから、きっと今のラウールくんがやったらまた違うだろう。リアルタイムで応援していることに特に価値を感じるアイドルだなと、常々思う。
そんで自担の話だけれども、佐久間くんはとにかく桜が似合う。メンバーカラーがピンクっていうのもあるし、桜の持つ希望の雰囲気や春の儚さのようなものを表現するのが抜群に上手い。なんだか妖精みたいに踊る。陽だまりの中を艶やかに舞うって感じ。大好き。
(このヲタクはダンスに関する知識ゼロなのでこんな感じで全部ニュアンスで喋ります。よろしくお願いします)。

 

3.九剣士


インパク担の私、「影山くん…」と溜息をつくことから始める。なんて良い声してるんだ…。「さあ来い、九剣士よ!」のところでアップになる影山くんの纏う覇気に圧倒される。
ところでここ去年と台詞が違っていて、今年の「血を欲すれば悪となり、涙を欲すれば善となる」ってのには痺れたな。
勝手な解釈だけど、実は九剣士が正義と悪のどちらなのか明言されていない。斬り掛かる黒い装束を身にまとった人達が傍目からすると分かりやすく悪のように見えるけれども、悪は自らのことを悪だと思っていることは少ない。そうなると九剣士が"悪"である可能性もある。もしくは双方悪である可能性もある。
躊躇うことなくとどめを刺す翔太くんや、ニヤリと笑う舘様、快楽殺人鬼さえも彷彿とさせる目黒くんの微笑みに、最後の赤く染まった空間を去る阿部くんの舌打ち…。
九剣士って何なんだろうか(ドツボにハマる音)。
てか、最初の康二くんがとにかくめちゃくちゃかっこいい。康二担の友達はそこでやられたらしい。ありゃずるいよ。いつもはあったかい康二くんだけど、あの瞬間の温度は、"冷たすぎて熱く感じる"みたいな感覚に似てる気がする。

九剣士はね……私、気づいたら基くん見てる。基くんが斬られてるシーンも後ろで待機してるところも全部追っちゃう。今日こそ別のところを見ようって思うのにいつの間にか基くんをロックオンしてる。誰にだったか覚えてないけどガッツリ顔をこちらに向けて斬られる。そしてまた出てくる。そんで斬られる。出てくる。斬られる。
特に印象的なのは影山くんと共に翔太くんを斬ろうとしてるところ。舌出して瞳孔ガン開きで最高に狂った顔してるので、見てるこっちも思わず目を見開いちゃう。そこに二刀流の佐久間くんが飛んでやって来るもんだから、見てるこっちの記憶も飛ぶ。あの佐久間くんが怖がっていたという装置、それでもバッチリ決める佐久間くんが本当にかっこいい。
あと、基くんがいわふかに斬られてるシーンがあるらしいんだけどほんとに記憶が曖昧で。また観に行かなきゃかな……いや、お金ないな。いつか出るはずの円盤で我慢しよう(そんなこと言いつつ行くかもしれん)。翔太くんと大河ちゃんしかり、康二くんと椿くんしかり、しっかりと尊先に斬られるシステム、良いよね。

 

4.変面


どっちがめめでどっちが康二くん?を永遠やってる。毎回わかんなくなっちゃう(今日はちゃんと予想合ってた)。
女性のダンサーの手に合わせてひかるくんが面を変えるところ痺れたな。何でもこなしてしまうひかるくん、流石としか言いようがない。康二くんはいつもここ緊張してたって言ってたけど、めちゃくちゃ決まっててかっこいい。難しいんだろうな〜って素人目から見てもわかる。中国の伝統芸能をしっかりやり遂げるのすごいなと思った(小並感)。

 

5.Maybe


マルチアングルをくれ(切実な叫び)。
ラウールくんの踊りを一挙手一投足逃さずに見たい。あべふかの儚い表情から一瞬も目を離さずにいたい。頼む、頼むよ円盤。
1年経って、ラウールくんの踊りがまた少し変わってるんだろうなって素人目にも分かる。2019は毎日違ったらしいけど、2020もその瞬間のパッションで踊っているのが伝わってきて素敵だった。あえて去年と同じ衣装にして成長を見せたいと自ら言える強さ。やはりラウールくんは伊達じゃないし、メキメキとモンスター級カリスマアイドルに育っている。また出来れば来年もやって欲しいな。
そしてあべふかの歌うシーン、それぞれのメンバーカラーで映し出されるの綺麗だった。深澤くんの元から持つ儚さみたいなものが出てた。阿部くんは、細かい表現がより美しくなってるなって思った。悲壮感みたいなものがよく似合う。佐久間くんが以前ステファンで阿部くんの表現について「阿部ちゃん自身"表現が苦手"って言ってて、模索中だからこその今の形。今後もっと自分の表現方法と向き合っていくだろうし、あのスタイルがどう進化していくのかが超楽しみ」「みんな"今の阿部ちゃん"を楽しんでおいた方が絶対いいよ」って答えてたけど、ああその通りだなぁって感じた。16年アイドルをやってもなお、まだまだ進化が止まらない人。
最後のラウールくんの指パッチンで星空に変わる演出も好きだった。全ての瞬間の表情が繊細で綺麗。

 

6.My Friend


はい、来ましたゆり組。滝沢監督ゆり組好きですよね…?去年の殺陣もゆり組あったし…。分かりますよ、分かります。私もです。
今回もフライングしてる舘様と歌う翔太くんっていう構図は変わってなかったけど、星空のCGがすごかった。宇宙空間に存在するゆり組…これぞまさに宇宙の神秘ってやつ???
でもなんだろう、ふと冷静になった時に、「なんで舘様は袖無のぴちぴち衣装で宇宙空間の中、謎の四角にぶら下がってるんだ?」となる。いや、考えたら負け。ゆり組は神秘なので。
そして最後の落下演出、翔太くんの目を伏せる表情…嗚呼ゆり組(感想を述べることを放棄するな)。

舘様の落下から将聖くんに切り替わり、ミシェルが絵画の中の天使のように救い出す。
あれ、ここだっけ、僕友達いないんだ…って言ってたの。忘れちゃった。とにかく、将聖くんが「今は楽しい」的なことを言ってたところ、ようわからんが何はともあれ楽しいならよかったよ…ほろろ…となった。

 

7.組曲


皆が口を揃えてキツかったと言う組曲。「血反吐を吐いてもらおうかな」でお馴染みの組曲
組曲って何を表現してるんだろう。2019でダンサーが2階席に神のように座って花びらを降らせたところと「水」が関係してるってところから、私は勝手に"天災を受けながらも必死にひたむきに生きる農民の舞"だと思いながら見てるんだけど、あなたはどう思いますか?(問うな)
映画版で雨が降ってるのすごく良い。
必死さが伝わってきて、こちらの感情が揺さぶられる感覚がたまんない。
IMPACTorsあまり映らないのが寂しいんだけれど、組曲は特に奏くんの表情がすごく好き。やっぱり奏くんは表現力が高いなって思う。思わず目に入ってくるような華があって、一瞬映る表情に引き込まれる。個人的に特に基くんと奏くんの表現方法が好きなので、つい見ちゃうんだよな。

最後の息遣い、あれ後からのアフレコなのかな。音的に。必死な姿を最後の最後まで映し出すところに滝沢歌舞伎ZEROという作品の独自性を感じた。

 

8.五条大橋


佐久間くんのストーリーテラー、声が良い。岩本くんの弁慶も以前に増して貫禄があるように見えたし、牛若が佐久間くんというビッグサプライズに腰抜かした。新くん随分軽やかに飛ぶなぁ…?とか思ってたけどそりゃそうだ。佐久間くんなんだもの。
佐久間くんのことを「神様みたい」と言うひかるくんが契りし主従関係ですよ…勝手にいわさくに重ねてしまって余計しんどくなった。橋に背筋を伸ばして座るスーツ姿、また新しい表情の佐久間くんが見れたなってすごく嬉しかった。

 

9.腹筋太鼓


来ました名物・腹筋太鼓。これぞまさに、「なんかよくわからんがすごいものを見せてもらってることだけはわかる」の真髄。
半裸の男たちが集い、目黒くんの雄叫びから獣のように叫び始める謎演出も、なんかようわからんがすごい。
岩本くんだけなんてことない顔で太鼓叩いてるのがクールで最高。腹筋太鼓に関して「これで終わりか…」と寂しささえ感じていた男、やはり格が違う。日頃のトレーニングから腹筋太鼓でやられるほどヤワじゃないなんてさ…レベルが違いすぎて目眩。ひかるくんの太鼓の音色、特にドンと響く感じがして好き。そして、さくこじめめの回転するメカ太鼓、あれやっぱり訳わかんない。なんで回ってるんだ?でもめちゃくちゃ必死なのが伝わってきて、ものすごく胸を打たれる。嗚呼これが滝沢歌舞伎ZEROか…(気づいた顔)。

 

10.Make it Hot


去年のYouTubeの定点見直して思ったけど、よりパワーアップした感じがする。Snow Man、横並びがとにかく強い。蛍光に光る衣装が映えてて良い。
何よりもカメラアピールが超絶かっこよかった。円になって踊るところとか、それぞれの表情に痺れた。一度前の方の席で見たんだけど、没入感があったのでメキホは是非前方で見て欲しい。あ〜!佐久間くんかっこよかった!!!(記憶が曖昧で具体的な感想が言えなくなってる)

 

11.Crazy F-R-E-S-H Beat


突然の白ホリに黒スーツ。数箇所の定点で魅せるMVも好きだし、今回みたいにカット割りを増やして少し自由にやってるのも好き。特に渡辺くんが舌出してカメラアピールするところとか、Dance videoじゃ見れないからありがたかったな。あそこの翔太くんずるいっしょ。
ひかるくん振付の曲が映画館で見れたのも幸せだった。ひかるくんの振付大好き。コレオグラファー岩本照さんのファンです。

 

12.Black Gold


Crazy F-R-E-S-H Beatに圧倒されてたらすぐに「ブラッゴウ…ブラッゴウ…」と始まる。ピンクのライトに照らされた佐久間くん。佐久間くんの歌い出し、ものすごく信頼できる。佐久間くんって必ず結果を出す人だよなって思う。任せたくなるよな。佐久間くんが出だしに行くことで、曲の安定感が生まれる気がする。そこから康二くんの少し高い声がアクセントになり、畳み掛けるような舘様のラップで重厚感が増す。そして翔太くんのメロディ。ここのメロ超好き。忘れたくなさすぎてGarageBand(音楽ソフト)に急いで書き起こした。少しばかり音感あって良かった。でも早めにフル音源が欲しい。狂ったように聴くと思う。阿部くんのフェンス越しの表現も良かった。2番Aメロはひかるくん。やはりこういうのはいわさくなんだな。信頼と実績のいわさく。コンスタントにクオリティの高いものを生み出し続ける職人たち。からの目黒くんのメロ。めめなべの声質に合ってて、綺麗なメロディだった。そしてふっかさんに続く。ここもあべふかなんだな。ふっかさんの表情好きだったな〜。そしてラウールくんが登場する。足元だけのアップ→背中→正面、って流れのカメラアングルなんだけども、とにかく天才。全てにおいて正解以上のものをを叩き出してる。足の動かし方も歩き方も小さな表情のニュアンスもカメラに手を持ってくる仕草も、全部天才。努力型のカリスマってまさにラウールくんのことだなと。サビにかけてラウールくんの才能と努力の結晶がぎゅっと詰まってた。あんな風にカメラの前で堂々と表情を作れるのは才能だと思うし、自信に満ちた顔で踊れるのは努力あってこそのことだと思う。彼がセンターに立つグループは強い。それを見せつけるような新曲だった。YouTubeの定点もありはするけど、やっぱり本編のあの流れが最強。全人類に確認してもらいたい。

 

13.五右衛門ZERO


ひかるくん超強い。歌舞伎をよくわかってないので詳しく述べられないけど、あの立ち姿の迫力や声の圧に圧倒された。でもそこに「イワモトッ」「ミヤダテッ」とか背後から聞こえてくるから笑ってしまう。極めつけは「ラウールッ」だったな。思わず吹き出しそうだった。まあ確かに「ムラカミッ」じゃ通じない可能性があるけどさ。それにしても立体音響ここで使うなよ(嘘、最高だよ監督)。
刀投げの息を飲む緊迫した空気感が画面越しで伝わってきて素敵だった。いつか生で見たいって気持ちがさらに大きくなった。
あと、ラウールくんの貫禄が去年よりかなり増しているように思った。表情も動きもすごく素敵だった。ヨッ!伸び代しかない男!(ラウールッ)。
そして五右衛門ZEROも私にとっちゃ基くんを探すゾーン。基くん序盤で側転します。何でもできる基俊介さん…怖。何が出来ないの?ダンス歌ボイパ水泳アクロ…基くんの弱点って何?マジで教えてほしい。刀投げの前に舘様を追い詰めるのも基くんです。
あと、ラストで棒の上に乗って新くんと大河ちゃんが前回りするところ。大河ちゃんが新くんにアイコンタクトしてから2人で回るのすごく好き。

 

14.男と女の舞


さく姫…結婚してくれ。
毎度見る度に、美!御礼!優勝!求婚!!と心の中でスタオベをかましてしまう(叫びの癖がすごい)。好きすぎて苦しい。さく姫が美しすぎて今すぐ女やめて求婚しに行きたい。背後から手で目を隠されて「だ〜れだ」されてる翔太くんそこ代わって。いや嘘、さく姫に手を重ねる翔太さんも美しすぎる。そこ2人結婚しな(真顔)。昨年以上に美しさに磨きがかかっていて見惚れてしまった。マスクをしてるからかろうじてバレてないけど、私めっちゃキモイ顔で見てると思う。さく姫に人生狂わされて死にたいもんね(真顔)。
佐久間くんの憑依する力というのは本当に恐ろしいと思う。私はかねてから佐久間くんのことを「音に成る人」と表していたんだけど、彼自身もインタビューで音の一部になりたいと言っていたりするから、ああ掌の上だなと感服してしまう。表現している時は"佐久間大介"ではなく、その音の世界に住む存在になる。佐久間くんの表現を見ていればドキドキが止まらない。次はどんな表情を魅せるのだろう?と目を奪ってしまう人。さく姫と結婚したい(まだ言う)。表現者佐久間大介が好きだ。
そして数万人のヲタクが言ってると思うけど、ここのめめあべヤバい。目黒くんが雑誌で「ファンのみんなが喜びそうなシーンがある」って言ってて、何?と思ってたけど…そんな、そんな「ファンが喜びそう」だなんて言ってくれるなよ!!ヲタクを舐めるなよ……
…まァ…「うぉおァァ!?ちゅーした!!??」って喜んでないって言うのは嘘になるけど……ね…?(ごめんて)。目黒蓮というのは全く恐ろしい男だ。
何より阿部くんが前年以上に"女人"だった。びっくらこいた。正直2019では佐久間くんの女形にばかり目がいってたんだけど、2020は阿部くんの艶やかさだったり滑らかさもすごく進歩していたというか。いや素人目なのであまりよく分かってはいないんだけれども、とにかくとても綺麗だった。年々進歩していきそうだし、また来年もやってくれないかな。
ところで、今年の映画で阿部くんの表現の幅がどんどん広がって成長してるんだろうなってわかったのがすごく楽しかった。私は阿部くんの不器用さと、完璧なアイドル像を目指す己のマインドの勝負みたいなものがすごく好きで、そのマインドの部分が不器用さに打ち勝って成果として表れたときにたまらなく愛おしくなる。「多分こう見せたいんだろうな」っていうのが分かっても彼の不器用な一面が見え隠れするところが阿部くんらしいなと思っていたわけだけど、ここ1年でやり方を模索してどんどん成功率を上げているように思う。いや私は新規なのでこれまでの阿部くんを過去の映像で見ることしかできないから間違っているかもしれないけど、それでも、真面目でちょっと頑固な彼が文字通りひたむきに向き合って放ったパフォーマンスなんだなと感じる度に好きになる。綺麗だよ、阿部ちゃん。

 

15.総踊り・花鳥風月


何から言ったらいいか分からない。とにかく花鳥風月見るために映画館に通いたいくらいには好き。
昨年は歌舞伎メイクのまま女声の音楽に乗せて踊ってたから「いやなんやこれ」と違和感が大きかったんだけど、今年は大正解を叩き出してた。黒の柔らかな服に首元に墨をつけたSnow Manと、パステルカラーで頭にお花を付けてるIMPACTors、そして花が描かれた華やかなセット。Snow Manと周りとの対比が全て美しくて、ダンスもカメラワークも逸品だった。女声の音楽も柔らかさが増して見えて去年以上に素敵に聞こえた。花鳥風月の良さってこういう形で見えてくるんだと思った。1部のラストを締めくくるに相応しい演目。
特に佐久間くんのダンスが狂おしいくらい好きだったな。こういう踊りをさせたら誰も勝てないと思う(贔屓目もあるかもしれん)。佐久間くんの表情までも踊るパフォーマンスが大好き。儚さと温もりと柔らかさと艶やかさと…って様々な美しさを纏う佐久間くんに思わず目を奪われてしまう。スタイリングも神がかっていて、また佐久間くんに惚れてしまった。これで何回目だろうか。
そして、花鳥風月は基くんも最高。パステルカラーの衣装に頭にお花を付けてるの、可愛いが限界突破してる。ダンスもめちゃくちゃ良い。ここのステフォ30枚くれ。どこまでも淡い色が似合ってしまう基俊介さん(24)…。終始可愛いという感情に脳内を支配され続けたヲタクを許して欲しい。
花鳥風月、すごく好き。やば、また歌舞伎キメに行きたくなってきた。

 

16.鼠小僧次郎吉


将聖くんが飛び起きて目覚ましを止めると何故か部屋に貼られたお丸のうちわが喋ってる。「パンしてどーん!お丸デェス!」とか言ってたところ、笑いこらえるの無理だった。あの演出ずるいでしょ。「ここからは笑っていいやつです」って暗に伝えてるのずるい。そこから将聖くんが「鼠小僧次郎吉という大泥棒がいました。でも、死にました」と表紙に滝沢歌舞伎と書かれた謎の洋書を読んで始まるわけよ。なんだこれ、未来都市どこ行った(たぶんそれ考えたら負け)。
お丸の葬式のシーン。皆が口を揃えて「ふっかが1年で一番輝く」と言うだけあって、もう初っ端からお丸さんが輝く輝く。おでこにマイクぶつけるわ泣いてえずくわ伸び伸びしてる。エキストラの人も笑わせようと意気込むお丸さん大好き。あとサラッと参列席に座ってるあべぞう。君はなんでそこに座ってるの。可愛いね。
ただここのシーン、私お丸さんをちゃんと見れてないかもしれない。ごめん。
だって…映り込む基くんが可愛くて可愛くて仕方がないんだもの〜ッ!(金さんのおみっちゃんへの想いみたいに言うな)
お丸さんの言葉に合わせて泣いたり頷いたり隣の奏くんと話したりと、まあ〜背中が可愛いこと。八割方その背中見てる。今日こそ他のところ見ようとか思うけど毎回無理なのよ。基くんが可愛すぎるのが悪い。先輩のバックでも一切気を抜かずお客さんを落とそうと踊る基くん、やはりこういう場所でも油断出来ない。また落としにかかってる。
あとお葬式のシーンで好きなのは、お丸さんが喋ってたスタンドマイクをサッと持って履けてその後裏にしまってから何事も無かったかのように会話に参加する奏くん。めちゃくちゃJrやってる。あと今年は鼻垂れてない(でも今年もお丸さんにはフラれる)。あ、このシーンであべぞうの肩に手を置く基くん可愛いです。
そう、鼠小僧は私にとって基くんに目を奪われてしまう演目なんですよ。なので今後もすぐ基くんの話します。

そんな町人たちを遠目で見ている新吉親分が登場し、徳俵の旦那も出てきて話して「ギリギリで…いつも…生きていたいから…ア゙ア゙〜ッ」をキメる。映画でもリアルを手に入れようとしていた。旦那の尊先亀梨和也様。喋り続けるものの新吉親分がいなくなっていることに気づき泣いてしまう旦那、愛おしい。一生すっとこどっこいでいて。てか旦那40歳なんよね。舘様普通に40歳の貫禄出してるのすごい。

そして、"こそ泥"の新くんよ…。汚れた顔に前髪を上げたロン毛、知らない人が見たら確実にどこぞの俳優さんかと見間違えると思う。私は声出しそうになって必死に堪えた。新くんの悪役、虎者で見てたけど映像用の抑え目な芝居もすごく良かった。何考えてんのか分からないあの独特な雰囲気を出せる才能が怖い。黒影組のシーンにグッと意識を引き込む役回りを軽々とやり遂げてる新くんは、やはりIMPACTorsのセンターだな…とファンとしてすごく誇らしくなった。あらち…かっこいいよ…好きよ…。

そして鼠小僧といえば黒影組。オモロ喜劇に現れる悪役たち。映像用に芝居を変えたという彼らの凄みは昨年以上だった。官兵衛、舞台では常に100でやっていた気がしたけど今作はかなり引き算がなされていて余計に怖かった。一方の半兵衛も映像用に変えていた部分はあったけど、彼は割と100に近い気がした。百人斬りへの狂った執着心をシンプルに見せてる。なんか色々考えてそうな官兵衛との違いがいい。以蔵は、舞台以上に官兵衛のやり方に疑問を持つ姿がちゃんと描かれているように思った。落ち着いた芝居をすることによって、正義とは…?と静かに葛藤するのが見えてきて存在に深みが増したように思う。ラウールくん自身が1年でたくさん表現の引き出しを増やしたんだろうなって分かるから余計に感慨深い。あとここはもうどなたかが書いてるはずの黒影組考察を読んでほしい。康二くんが「裏設定がある」って言ってたし言及はしないけど、黒影組スピンオフ官兵衛過去編とかマジで見たい。描けるもの沢山あると思う。

団子屋のシーンは定番よね。ちなみにオレンジの「早」ってよだれかけみたいなの付けて頭に手ぬぐい巻いて筆箱みたいなの巻き付けた棒を持ってる(たぶん飛脚)のが基くんです。去年の新くんの台詞も喋っていたりして登場シーンが多い。お丸さんのカメラアピのとこなんて後ろの方で団子屋の前で大河ちゃんと女性2人に団子渡してナンパ(?)してるのよ、可愛い。瓦版の影山くんがやってきて、「二代目鼠小僧を幕府が募集する」というニュースを伝える。瓦版の話を聞いてる基くんの表情の七変化一生見てたい。ここから団子屋のシーンが終わるまで基くんのカワイイ無双モードが発動する。みんな被弾には気をつけた方がいい。私は毎度分かってるのにいとも簡単に撃ち抜かれる。新吉親分に二代目鼠小僧にならないかと話をするとき画面右らへんお丸さんの後ろにいるんだけど、眉を下げたり顔を見合わせて頷いたりと台詞がないときも表情が常に忙しい、可愛い。ごめん感想が可愛いしか思い浮かばない。可愛すぎるからみんな基くんを見て。死ぬ前の走馬灯では必ずあのシーン流して欲しいくらい好き。可愛い。
ところで、今年は二代目鼠小僧を幕府が募集してる、って設定に変わってるのが個人的に見やすくていいなと思った。2019は2代目の登場を願おうと幕府のお許しを経て旗本や呉服問屋の旦那衆が浅草寺に願をかけてるだけだけど、2020みたいに潔く幕府が募集しちゃってる方が新吉親分の感情の流れが読みやすい気がした。

金さんと銀さんのシーン、あのセットとても良かったなぁ。金と銀で丁寧に作られてて、セリフは去年と一緒でも見え方が全然違う。二部屋を行ったり来たりしながら自由にふざけるなべさく大好き。「小判を取られたくない、命も取られたくなぁい」とか「島田様のおみっちゃんへの、この淡くてピュアな想いを告白していないんだものぉ」とか金さん可愛いが止まらん。ついでにセットの小道具の赤べこも可愛い。
やはりあの金さんの憎めない愛くるしさを出せるのは佐久間くんしかいない。あの役基本ずっとふざけてるから伝わりにくいけど、シンプルに芝居が上手い。
翔太くんのあの銀さん独特の顔、大好き。口とんがらせてちょっと金さんの無邪気な風味も入れた芝居の塩梅が最高。
怒られてもいいからやってみようってあのぶっ飛んだ芝居をやり抜いた2人好きだな。ラストの謎の抱擁シーンは「何を見せられとんねん」ってなるけど、"これリハでは佐久間大介渡辺翔太がやってんだもんな…"って頬を緩ませたのはごめん。笑っちゃう翔太くん良いよ。そういうとこあるよね、好き。是非金さん銀さんのスピンオフも待ってます。全編大ふざけ喜劇なのにラストはなんだかんだ江戸の町を救っちゃう2人とか見たい。

そんであべぞうとなべ郎の物語に重要な(?)会話シーン。私は翔太くんがなべ郎のこと「台詞もなくてコスパ良すぎ」って言ってたのが忘れられない。マジで渡辺翔太さんだなと思った。
そこからの徳俵の旦那に町人(新くんを除いたIMPACTorsたちがいる)が何とかしてくださいよぉと言い寄るシーン。あのね、ここのね…基くんがめっっっっっちゃ可愛いんすよ(それしか言わん)。てかIMPACTors皆かわいい。徳俵の旦那の「寝られねえなら起きてろ!そして寝不足で死んじまえ!」ってセリフ好きだし、それにビクゥッってなるIMPACTors可愛い。基くんの肩に手を置く大河ちゃん可愛いし、奏くんの袖をちょんって引く瓦版影山くんも可愛い。極めつけは徳俵の旦那が道で女性とぶつかっちゃいそうになって前に進めないところ。ここでもすっとこどっこいで旦那かわいい。それを見て「ありゃダメだ」のIMPACTors、ありがとう、可愛い。

新吉親分が屋根の上に乗って二代目鼠小僧になるか迷うシーンは哀愁があって良かったな。舞台の謎のミュージカルシーンも欲しくなった。デカすぎる月の下で歌うの見たかった。お丸さんとあべぞうが新吉親分を見上げてるの良いし、新吉親分の後ろ姿を以蔵が見てるのも良い。以蔵の「俺が望む江戸」像を考えるシーンはグッと来るものがある。小春ちゃんはどうして死んだのだろうか…あの…黒影組スピンオフをくだ(以下略)。

金さん銀さんがモロ辻斬りに合いそうな夜道を2人仲良く歩いて見事黒影組に鉢合わせ、「予定通り出た〜〜!」なの笑ってしまう。黒影組笑わんのすごいなと思いながら見ると余計おもろい。銀さん強盗殺人罪って江戸にもあったんやね。簡単に売られてもなんだかんだお兄ちゃん守ってあげようとする銀さん愛おしくて抱きしめたい。そこに新吉親分と徳俵の旦那が現れて、さあクライマックスやで!感。
ここでまた新くんが出てくるんだけど、とにかくストーリーテラーにピッタリな誇張しすぎない芝居が決まってる。最高。

新橋演舞場に戻り、決闘のシーン。あの高さから飛び降りるの怖そうなのに難なく降りちゃうからほんとすごい。あ、すいませんすいません。お丸さんが傘持って登場するところで「ん?」ってピンで抜かれてるのが基くんです。可愛い。あのシーン来た瞬間暴れた。ソロで抜かれてるんだよ。嗚呼喜々絶叫大優勝。銀さんに水をかける基くん、踏まれたあと桶を取りやすいようにそっと押してる基くん、ラウールくんが乗ってる竹梯子を移動するために声をかけ、動かしている最中は演技をしている基くん…どうしよう基くん最高シーンが止まらない。
一旦落ち着こう。
それぞれのメンバーが見栄を切るところ、以前から思ってたけど、ハチャメチャなのにカッコよくてとてもいい。歌舞伎の和の感じを無理やりねじ込んでる。ヨッ!クールジャパン!(ラウールッ)
そうやって戦いは進み、絶体絶命のピンチに鼠小僧が小判を降らせるわけですよ。あの鼠は本物なのか全員が見た幻想なのかそれともいつの間にか幕府が用意していた真の二代目鼠小僧なのか…分からないけど、小判が降る中で決めポーズしてるSnow Manの背中かっこいい!優勝!!(どんどん雑になる感想)
鼠小僧、来年は話変わったりするのかな。

 

17.WITH LOVE


泣く。いつも思うけどこの曲ずるい。滝沢くん泣かせにきてるもの。ヲタク泣いちゃうもの。私は涙腺の元栓が常に開いてるから。滝沢くんが歌ってたところをSnow Manが歌い継いでいるのがすごく素敵。
ひかるくんがステージに現れて歌い出すのがSnow Manだよなって。こういうときに先陣を切るのはやっぱり岩本くんで、前だけをしっかり見据える彼をこれからも信じていたいなって思った。「君と今 ここにいる 鮮やかなままに」の佐久間くんの表情と歌い方が大好き。そして最後にラウールくんが歌うわけだけれども、2019よりもっと凛々しくて、センターとしての威厳というか、ものすごく眩しい光を感じた。あ〜このグループ最強だなって毎回確信する瞬間。
そしてラストの歌詞がこのコロナ渦において希望を届けるメッセージに変わっていてヲタクは泣いちゃった。会いたいよぉ…ってなった。早く穏やかな日々が戻ってきて欲しい。
カメラに向かって歌う出演者の皆さん全員素敵な顔をしていて、滝沢歌舞伎が好きだなぁと。カンパニー素敵よね。

そして、お決まりの「春の踊りは、よぉいやさぁ〜」がラストに。
映画のはじまりの合図じゃないところに、なんと言うか、ひとつの終わりをはじまりにしている気がして、なんだか2021がもっと楽しみになった。ここでジャンプしてる佐久間くんと基くん、映像はボケてるけどものすんごいいい笑顔してて好きが溢れて止まらなくなる。

そしてね!エンドロールのLOVEですよ。
私はLOVEが大好きでして。
大好きな健くんが作ってるってのもあるし、何よりもSnow Manが「そういえば結構 本当に大事なものって 近くて見えなかったりして 本当に大事な人って 意外と近くにいたりして 本当に大事な物って 実はもう持ってたりして 何気ない毎日だって 本当はLOVE」ってところを歌っていたという事実が素敵だなと。まだSnow Manに加入する前、目黒くんも康二くんもこのときバックで意外と近くにいたんだよなって思うだけで泣きそうになる。
そんな曲を流して、笑顔で9人とカンパニーの皆さんが自撮りで撮影しているのがすごく好き。
そしてIMPACTorsしっかり映ってて感涙。基くんずっとぴょんぴょん跳ねてるしお得意の交差ピースかましてるし、大河ちゃんなんて尊先の翔太くんに映してもらってますからね…あそこ見たとき自分の事のように嬉しくなっちゃった…がちゃん良かったね(咽び泣き)。

鼠小僧の衣装でのCrazy F-R-E-S-H Beatは秀逸だった。ちゃんとキャラのままやってるのがエンターテイナーだなと。あべぞうは猫のポーズしてるし、金さんの「隠したところも見せてdesire」でおでこを見せてくるとこ天才だと思った。あと「Uh, can you feel it, baby?」のあと、サビ前に手首をすぅ〜って吸うところ。ここでラウールくんが妹・こはるの手ぬぐいを嗅ぐんです。もう私はラウちゃんが怖かった。その感性を既に持ち合わせている17歳がこれからどうなっていくのか…。過度な期待は彼のプレッシャーになってしまうんじゃないか?と思う時もあるんだけれど、でもやっぱり彼は努力する天才だと思うから思わず前のめりになって見つめてしまう。滝沢歌舞伎だけでなく、常にラウールくんが作る作品が純粋に好き。足し算も引き算も割り算も掛け算も出来るし、何ならきっと微分積分も出来ちゃう。私は彼のことを常々"モンスター級カリスマアイドル"って言ってるんだけど、世界が真にラウールくんを見つけた時のことを想像するだけで興奮する。ラウールくんが世界を作る時代が必ずやってくる。私は心の底からそう思ってる。まだ荒削りなところもあるけど、すごく繊細にものづくりをするし思いやりに溢れてるし冷静だし聡明だし、とにかく素敵で尊敬してる。
そうして終わりかと思えば、2021に向けて青の衣装を着たSnow Manがひらりと桜を踊るシーンが来るわけですよ。青?青がコンセプトになるのか…?どう変わるの…?ってワクワクドキドキが止まらなくなる。ジャニーズエンターテイメントに頭のてっぺんまで浸かってしまっていることを自覚したところで映画館のライトがついて、すごく心地よい気持ちで終わる。

 

総括


私はかねてから滝沢歌舞伎のことを「なんかよく分からんがすごいものを見せてもらってるということだけは分かる」作品だと思っているんだけれど、その謎の熱気はひしひしと伝わってきた(と言っても私は生で見たことは無いから比べられないけど…)。半裸で太鼓を叩くだなんて冷静に考えたら訳が分からないことをイケメンの男たちが真剣にやってる。それこそに何か意味があるようで無いようであるようで無いようで……この答えをヲタクが知ることはないと思うんだけれども、とりあえず見ていて楽しいことだけは確かだ。考えるべきなのか考えたら負けなのか何も分からない。ちなみに私はとうに考えるのをやめている(未来都市?何それ美味しいの?)。WITH LOVEで何もかも許されるのだ。それこそが滝沢歌舞伎。知らんけど。

滝沢歌舞伎ZERO2020を見ていて思ったのは、すごくありきたりだけど、Snow ManとIMPACTorsを好きになってよかったなということ。
どちらのグループも何事にも全力で、真面目すぎるくらい真面目で、一つの物事に真剣に向き合う姿勢が好きだなと思った。アイドルってすました顔でマイクを持って歌うだけでも形になるはずなのに、彼らは決して表面だけでカッコつけたりしない。血反吐を吐いて自分や仲間やエンタメと向き合って、キラキラした世界を作り上げている。だからこそ観客は心のどこかをつかんで揺さぶられるわけで、そのやり取りってとても尊いものだなと思う。板の上に立つことを大切にして思いをこちら側まで届けてくれる彼らが大好きで大好きでたまらない。
2020年、辛いこと沢山あったし涙が止まらなかったり潰れちゃいそうになった時だってあったけど、Snow ManやIMPACTorsの皆がきらきらと輝く姿に本当に力を貰っていたなと思う。また明日も生きようって思わせてくれることに感謝。滝沢歌舞伎ZEROを映画館で見て、この人たちのこれからをまだまだ見ていたいなとより強く思った。生きなければならない理由がどんどんできていく。
私が彼らにできることはほとんど無いけれど、好きだよという感情を発することだけはこれからも忘れずにいたい。
そんな激重感情を抱えて、私は来たる2021年を迎える。嵐の活動休止によってジャニーズと離れちゃうのかな…なんて思ってた2年前の私、安心しろ。あの頃よりディープな世界にズブズブだぞ。すごく楽しくて幸せだから心配すんな。

同じ作品を3回も見に行ったことは無かったのに、まだまだスクリーンで見たいと思ってるんだから完全に滝沢歌舞伎ZERO中毒。
迷うことなく円盤買うので早めに売っていただけると助かります(まだ上映中だよ)。

また桜が綺麗に舞うのを見たいなと思いつつ、この長ったらしい感想文を終えます。

ここまで読んでくださってありがとうございました!そんな物好きなアナタに、何かしらいい事がありますように。

 

 

12月に入ってようやく、私は嵐という輝きを宝箱に仕舞う準備を始めた



あと2週間ちょっと。

嵐が活動休止する。


休止を発表した時は「まだ先の話だな」なんて思っていたわけだが、気づけば目の前には2020年12月31日が迫っている。



2019年1月27日。正直、あの日のことは突然すぎてあまり覚えていない。泣かなかった気がする。…いや、泣いたかもしれない。

ただ、翔くんの「嵐を宝箱に閉じ込めたい。」という言葉を、抱きしめるように読みながら、ほんの少しだけ震えたことを覚えている。


そこから約2年、嵐は決して歩みを止めなかった。5×20のコンサート、レギュラー番組、展覧会、海外進出、コロナ下でのリモート動画、国立競技場でのアラフェス…。個人のドラマ等もほぼなく、とにかく5人の時間が長かったように思う。

その姿は、全く"休止"に向かう人たちには見えなくて、前に上に進んでいるように見えた。屋号を畳む作業だと感じる瞬間は無かった。


その輝かしい姿を、一歩か二歩引いた場所で見つめながら過ごした2年間だった。


いま自室でこの文章を書いているのだが、ふと顔を上げれば嵐のCDやポストカード、そして好きな女性アイドルの写真、好きなYouTuberのグッズ、ジャニーズの好きなグループのうちわ…と好きな人のものに囲まれている。


ここ数年、いろんな人たちを好きになったなぁ、お金の使い方も変わったなぁ、と思う。


その時々で熱量は違う。

天秤にかけて、嵐じゃない方を選ぶことも増えた。


でも、それを踏まえても、やっぱり根っこにあるのは嵐というグループなんだと思う。


なんで好きなの?って言われてももう分からないくらい、私にとって嵐を好きな事は当たり前のことだから。


小学生の頃から10年以上嵐が好きで、毎週必ず冠番組をチェックし、中学生の頃はCMを収集するという趣味なんかもあった(多分200以上集めた)。お金が無くてCDは毎回買えないからTSUTAYAに行って借りたり、家電量販店でカタログをもらったり、誕生日プレゼントとしてDVDを買ってもらったり。

とにかく、小さい頃の私の生活の中心は嵐だった。

遠くにあるおじいちゃんの家に行く道すがら何年間もTimeをリピートしていたことも、大切な試合の前にDo my bestを聴いたことも、PIKA★★NCHI DOUBLEの"DOUBLE"が読めなくて「どうぶれ」って呼んでたことも。

嵐と共に育ってきたし、人生の隣には嵐があった。

嵐がそこにいることは私にとってあまりにも当たり前で、嵐を好きでいることは私を構成する細胞の1つだった。


いろいろあって、今年初めの展覧会では自分が何を思うのか怖かったこともあった。でもあの空間に足を踏み入れれば、そんな心配吹き飛んだ。純粋に幸せだと思えたとき、すごく嬉しかった。


"やっぱり5人が好きだ。

5人で並んで歌って、笑って、支え合って、引っ張りあって、紡いで、歩んで、走っていく5人が好きだ。"


展覧会に行ったあと、私は感想にこう書いている。


最初に本気で好きになったグループだからなのか、嵐という思い出があまりにも深く私の人生に入り込んでいるからなのか、その明確な理由はよく分からないけれど、彼らはずっと私の真ん中にあった。


5人が5人でいる姿を見ればいつだって胸は疼く。どんなに熱量が変わっても、「好きだなぁ」って気持ちや、言葉に表しきれないときめきは、この10年以上変わることはなかった。


だからこの2年間、宝箱に閉じ込める時間がやって来るということを、あまり想像出来なかったんだと思う。

 


でも、2020年12月11日のMステで「The Music Never Ends」を歌う嵐を見た時、唐突に数週間後に立ち止まる彼らを自覚してしまった。


声を震わせたり、目を潤ませる5人。

嵐自身が嵐の休止を目の前にしている姿を、前に上に進む姿もありながら、それでも止まることを意識している瞬間を、私は初めてしっかりと見てしまった。


きらきらと輝くまま、美しいまま、決して落ちぶれることも陰ることもなく、圧倒的な強さを持ったまま、5人は嵐を宝箱に仕舞うのだ。


なんて綺麗なんだろう。


そう思ったら、涙が止まらなくなった。



私にとって、原点であり、頂点。

不変の嵐という輝きは、数週間後、いつ開くか分からないし、何なら開くのかも分からない宝箱に仕舞われる。


女性アイドルには卒業というシステムがあるのだけれど、彼女たちは何故か、卒業することを決めてから更に美しくなっていく。

嵐は卒業するわけではないけれど、それと似たようなものをふと感じたりした。


涙をためて歌う5人があまりにも美しくて、あまりにも大好きで、苦しかった。



"The Music Never Ends"


この"Never Ends"という言葉が、「帰ってくるよ」という意味なのか、それとも、「宝箱の中で永遠に輝き続ける」という意味なのか、その含意を私は知らない。


「This is 嵐」というアルバムのラストを、そんな「The Music Never Ends」という言葉で締めくくっていることを、改めて噛み締めたMステだった。



「5×20の"5"が変わらなかったことが大きい」とか、「嵐の思い出を理解・共感できる人は4人以外いないし他の人には分かって欲しくないとさえ思う」と翔くんは言い続けてきた。

いま、偶然が必然となって20年という長い年月を"5人で"走り続けた嵐を抱きしめたい気持ちでいっぱいだ。


私の幸せは嵐とともにあって、5人からたくさんたくさん思い出をもらったから、5人はこれまで以上にそれぞれの人生を大切にして欲しい。


幸せでいて欲しい。


自らをすり減らして他人に価値を与える"アイドル"という壮絶なお仕事を全うし続けた5人が、少しでも自分らしくいられる時間を過ごして欲しい。


「待ってるよ」なんて口が裂けても言えない。

何にも縛られず、幸せでいてくれたらそれでいい。もう沢山の宝物をもらっているのに、「帰ってきて」だなんてそんな言葉で圧をかけることは出来ない。


望むものは、"ずっと幸せでいてほしい"、それだけしかないのだ。


休止を目の前に、いろんなことが終わる。

「最後の」って付く度に突きつけられる。

本音を言えば、寂しい。


でもきっと、31日のコンサートで私は笑うだろう。嵐にたくさん笑顔にしてもらったこれまでと同じように、私は2020年の最後まで笑って、そしてきっと堪えきれないほど泣くのだ。


今この文章を書きながら、既に複数回泣いている。2年前からほぼ泣いてなかったけれど、やはり12月に入るとダメだ。涙腺はバカになっている。


私は、2020年12月に入ってようやく、せっせと宝箱を閉じる準備を始めた。


また2021年に入ってからの気持ちを、ちゃんとこのブログに記したいと思う。そのとき思ったことを真っ直ぐに。

そして私の宝箱は、きっとその瞬間に閉じられる。


5 is my treasure number.


でっかい愛をそのままに。




IMPACTors ISLAND TVまとめ(2019年4月~2020年8月)

 

IMPACTorsのメンバーが出演しているISLAND TVを見返そうと思ってサイトを漁っていたのですが、せっかくなら全部時系列に沿ってブログにリンクを貼ろうと思い立ちました。あれ時系列で追うの難しいじゃないですか?7人分ずら〜っと、インパクん誕生の動画まで並べていきます。

並べていたらかなり多くて、前後編に分けます。あくまでも個人的備忘録として載せていますので、漏れがあるかもしれませんが許してください。

それでは、スタートだドーン!!!!!!!(CV.インパクん)(なんか太鼓の達人始まりそう)

 

 

 

【2019】

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【2020】

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【クリエC公演決定後】

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【ジャニーズ銀座公演予定日】

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【サマパラ2020単独公演決定後】
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後編へ続く 

 

バックで踊っていた基俊介くんの微笑みに撃ち抜かれてまんまと基担になった話

 

私はIMPACTorsの基俊介くんが好きだ。

とりあえず最初にデカめに叫んでおこうと思う。好きだ。大好きだ。まさかまた新しく出会ったアイドルをこんな本気で推すようになるなんて思ってもいなかった。

 

IMPACTors(そのときはクリエCって呼ばれてた)に沼落ちした経緯的なものは以前にも書いた通り↓

snowworld9.hatenablog.com

で、ISLAND TVを見てズブズブと7人にハマった。このときから私はふにゃっとした笑顔を浮かべたり時にはサラッと場を回す基くんが気になってはいたのだけれど、めちゃくちゃ熱を入れて推してる担当と言えるまでではなかった(まあ、あと一押し何かあれば完全に落ちるってレベルまでは来てたけど。「もといですぅ。」の破壊力エグい。)。

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8月10日、7人がバックで出るということで宮近くんのサマパラ2020を全公演見た。
そこで運命の瞬間は訪れるわけだ。

 

それが、
"基くんが「はだかんぼー」のラスサビで後ろを振り返り、カメラに向かって指をさして微笑んだとき"
である。

 

私は完全に撃ち抜かれた。参った参った、降参だ。
あの瞬間、基くんを本気で推さざるを得なくなった。

それくらいかっこよくて可愛くて歌の世界観にも合っていて、とにかく魅力的だった。

このときの心臓をぐっと掴まれる感覚を他の人にも味わって欲しいのに映像が無いのが悔やまれる。
でももしかしたら、他の人が見たらなんてことない瞬間なのかもしれない。あくまでもメインは宮近くんだし、ほんの3秒くらい?のシーンだったし…。

でも私は、カメラを的確に捉えて「俺の事を見てみない?」と言わんばかりの微笑みを浮かべて軽やかに踊る彼から目が離せなくなった。

その後7人のサマパラの単独公演を見て、もう完全に深いところまで沼落ちした。どんなに疲れていても力を抜くことなく表情まで踊る彼の虜になった。ダンスも好き声も好き。
「Danger」の出だしでボイパを披露した時には目眩がした。
「この人なんでも出来る。ヤバい。とんでもない人だ。」
そう思った。

こうして完全に基くんに心を掴まれた私へ畳み掛けるように供給がやってくる。
炎の体育会TV」の「ジャニーズ水泳部」である。
単独公演の翌日15日のことだ。

news.mynavi.jp

この前回放送のオーディションで基くんは1位だったにも関わらず、メンバーに選ばれなかった。彼は水泳経験者故に泳ぎの癖がついているから、みたいな理由だった気がする(録画を消してしまったのでうろ覚えで申し訳ない)。
それでも再試験を受け、合宿に参加したのだ。

 

キックボクサーの那須川天心さんとのスパークリングでは、メンバーの誰よりも食らいつき、最後の最後まで一切諦めなかった。
那須川さんが「一番腰の入ったパンチでした」と言っていたし、KAT-TUNの上田くんも「素晴らしい」と言っていた。

根性の人だと思った。「絶対に負けない」という思いが全身から溢れていた。それは恐らく、仲間に対してもだし、自分に対してもじゃないかなって勝手に感じた。

そして翌日の1km遠泳では、誰よりも先に海に入って泳ぎ始めた。ぶっちぎりの1位をとり、見事リレーメンバーになった。

もちろん、水泳経験者だから有利な面もあったのかもしれない。それでも、基くんの水泳部にかける想いの強さはVTRを通してひしひしと伝わってきた。

それが顕著だったのが、夜に火を囲んで話していたシーンだ。

番組ではほんの一瞬しか映らなかったし、かなりカットされていたので基くんの真意は分からない。でも彼は、他のメンバーの練習を見て「覇気がない」と言い放った。
オリンピック選手と戦うという大きな目標に向かってやっているのかな?と思ったことがあったという。勝ちに行く気持ちがないと、チームワークって何だろうと。
そして、「俺は100%1位で1キロぶっちぎりで泳ぐつもりでいる」とニコリとも笑わずに言ったのだ。

恐らく、このとき基くんは滝沢歌舞伎ZEROの映画の撮影、サマパラ宮近くんバック、サマパラ単独公演をこなしていた。
もしかしたら、ほかの水泳部メンバーの誰よりも忙しかったかもしれない。

そんな中で、他のメンバーの練習の様子に言及したということは、相当気合いを入れて練習したということだろうと思う。彼は「姿勢で見せたい」と言っていたし、「馴れ合いはいらない」とも言っていた。
彼の、上を目指して有言実行する姿勢はチームはもちろん、番組の盛り上がりにも貢献した。
あの番組だけ見た人は、基くんのことを気が強くて怖い人だと受け取ったかもしれない。
しかし、基くんは自他ともに認める平和主義者だ。IMPACTorsの話し合いでぶつかったときには、基くんが間に入るらしい。
Dance Square vol.40で横原くんは基くんの性格を「まるい」と表現した。基くんは、何でもはっきりとものを言う横原くんの意見を「これはこういうことだと思うよ」といい塩梅にほぐしてくれるそうだ。

そんな柔らかい印象の彼が、水泳部ではっきりと言い放ったことから見える仕事にかける思いの強さに胸を打たれた。
いつもほにゃ〜と笑っている姿からは想像できないくらい、ずっと目つきが鋭くて。

彼はひたすらに真っ直ぐ熱かった。闘争心を隠すことなく合宿に挑んでいた。一度選抜落ちした経験から、立石監督を見返したいという思いもあったそうだ。滝行でも、立石監督に対して「認めさせます!」と叫んでいた。

WiNK UP 2020年10月号の「寝巻き男子」で水泳部について「正直結構苦しかったんだけど(笑)」と答えているが、あんなにキツキツで頑張っていて苦しくないわけがないと思う。
血反吐を吐くほどの努力を重ね続けた日々だったんじゃないかと想像する度に、彼を抱きしめたくなる。
基くん美味しいもの食べた?ちゃんと寝れてる??(突然オカン?)


私は基くんの笑顔やパフォーマンスが好きというところからファンになったけれど、その翌日には考え方や姿勢まで好きにさせてくるのだから、基俊介という男は恐ろしい。

サマパラ後の雑誌のインタビューでも、公演をやり切ったものの決して満足していない様子が窺えた。まだ上を、と慢心することなく冷静に語る姿が好きだと思った。

私は人生で初めて、担当グループ以外の円盤を買った。IMPACTorsの7人が見たかった。Hey! Say! JUMPのPARADEとKAT-TUNIGNITE(ちなみに両方結構映るからオススメ。PARADEはメイキングにも映るし、IGNITEは名前付きで2回も紹介してくれる)。

基くんはどちらでも、一瞬たりとも気を抜くことなくキラキラとパフォーマンスしていた。
滝沢歌舞伎でも虎者でも思ったけど、基くんは「どうせ後ろだし」なんて雰囲気を微塵も感じさせない。
全力で踊るし表現を細部まで作りこんでるしオラついたかと思えばウインクだってするしファンサしまくるらしいし(ファンサするってのはTwitterで見た)、とにかく何か一つでも掴みたいという思いをちゃんと行動に移しているんだろうなと思う。

ふにゃふにゃしているように見えて、真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐで、火傷しそうなくらい熱い。
なんて魅力的な人だろうか。


そして彼はファンに対する姿勢も素敵なのだ。
誕生日にはメンバーと一緒に撮った動画以外にも、自らISLAND TVを更新した。

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IMPACTorsというユニット名が付いたことについて、「皆さんから頂いたプレゼントです」と言う。
勝手にこちらが応援しているだけなのに、「応援していてよかった」という感情にさせてくれるアイドル。基くんの言葉の選び方や話し方、そんな細やかなところまでも好きだと思った。


…と、まあこれだけ熱く語ってはいるものの、私はまだ、基くんをよく知らない。
1列目に立つ姿は数回しか見たことないし、インタビューや動画もそんなに多くはないから、あまりキャラクターを掴めてはいないと思う。
だから今私が感じている彼の姿は、間違っていることも多いかもしれない。
でも彼は、ユニットを組んだ。これからもっともっと基くんが何かを発信する機会は増えるだろう。今まで以上にグッと可能性が広がる。これから新しい表情の基くんと出会えると考えるだけでワクワクする。

1月から基くんは影山くんと新くんと共に「いまを生きる」という舞台に出演する。

www.imawoikiru.jp


外部の舞台、楽しみだな。どんな演技なんだろう。滝沢歌舞伎のお芝居しか見たことがないから、どんな風に役を演じるのか早く見たいな。

「IMPACTorsの基俊介」として、光の速さで駆け上って欲しい。
基くんには人を惹きつける魅力が揃っている。世の中から見つかるのも時間の問題だと思う。パフォーマンスも、ルックスも、キャラクターも、お仕事への姿勢も、どんどん見たくなってしまう力がある。

たくさんステージに立って欲しいし、彼が常日頃から口にする「デビュー」という夢を絶対に叶えて欲しい。才能に溢れている努力家の基くんなら、IMPACTorsの7人なら、本当に叶えられちゃうように思うから。
微力ながら、そのための後押しを出来たら幸せだなと思う。

デビューコンサートで基くんのうちわを持って泣く日のことを、今から勝手に想像して楽しみにしている。

これからどんな景色が見られるのだろうか。


とにかく、基俊介くんはいいぞ

 

 

【簡単なプロフィール紹介】

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基俊介(もとい しゅんすけ)
1996年10月17日生まれ
埼玉県出身
メンバーカラーは(クリエC色はオレンジ)。IMPACTorsの中で唯一のB型。あとは全員O型(それに関するISLAND TVもあります→

基、影山、佐藤、横原、松井、椿、鈴木「ずっと思ってたんだけど…」 | ISLAND TV


168cm、55kg(テレファン2020年5月号 調べ)
2012年6月入所(名鑑に6月としか書いてなくて、日にちがはっきりしてない。7MENの今野くんと同じなら3日。ちなみにメンバーの松井奏くんと同じタイミングで合格しているんだけど、奏くんの家にFAXが無くて奏くんの入所日は10日)。
入所のきっかけは、初演の「滝沢演舞城」を見て滝沢秀明くんに憧れたから。滝沢歌舞伎2016から5年連続で出演している。
好きな食べ物はお寿司、つぶ貝。苦手な食べ物はメロン。
岩本照くんをアニキと慕う。岩本くんと何回もタピオカ飲みに行ったことあるもんってマウントとってた(可愛い)。憧れの先輩は岩本くん、深澤辰哉くん、京本大我くん。京本会のマネージャー。
IGNITE円盤でJr紹介ラストに亀梨くんのモノマネをして怒られてる(可愛い)。
最近テレビを見ていて"二宮くんみたいになれたらな"と思う瞬間がよくあるそう(賢いし、なんかなれそうだなって思った嵐担)。

 

【個人的おすすめISLAND TV(おすすめありすぎて選ぶのムズすぎ)】

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おわり!

 

光り輝く9Guysは伝説のグループになっていく -Snow Man Asia Tour 2D.2D.レポ-



Snow Man Asia Tour 2D.2D.


3月に行く予定だったコンサートは延期になって、結果的に中止になった。無くなったことが悲しくてやるせなくて号泣して、姿の見えないウイルスを恨んだ。でもこればかりはどうしようもない。命より大切なものは無いって分かっているから。


そして、10月22日〜25日。

配信という形ではありながらも、2020年中にデビューコンサートは執り行われた。

でも、生配信になったことで「落選」が無くなったのはすごいことだなと思う。Snow Manは誰も置いていかなかった。大切な大切な時間をファン皆が見れたのって配信だからこそなわけで。


シンプルに、楽しかった。

もちろん直接会えない寂しさや悔しさはあったし、3月に見てみたかったという気持ちもあった。

だけどそれ以上に、"いまのSnow Man"を見られたことに感動した。


全曲オリジナル曲だけで構成されていて、1日3公演やる日もあるとは思えないほど踊り、歌う。ひたすらにかっこよくて輝いていた。最終公演まで、身体や喉がボロボロだろうに全力で踊り歌う姿は美しかった。



彼らの決意を改めて見せつけるようなコンサートだったように思う。



コンサートが始まり、「Make it Hot」でグループ名が書かれたセットに乗って天から降りてくる。挑戦的な9人の表情にゾクゾクした。


「今夜の主役は俺で決まりさ」


「ようこそParadiseへ 誰も邪魔できない Make it Hot tonight  We gonna make you lose your mind 感じようDestiny」


ああ、やっぱりこの曲は9人のライブのスタートにぴったりだと改めて思った。こちとらもう既に正気を失ってるよ。


その後「Cry out」「Party!Party!Party!」で更にボルテージを上げる。

「紹介ラップ」で挨拶。Snow Manのライブが始まったぞ!って感じ。個人的に、翔太くんが目黒くんを紹介する時の「色気!色気!色気!色気!もう色気しか勝たん!」って変えてた回が印象的だった。「〜しか勝たん!」ってSnow Manの中で流行ってるの?ラウールくんもいつぞやの決めゼリフ、「スノしか勝たん!」って言ってた(笑)。

そして次、「D.D.」をここに持ってくるか!と。出だしからぶち上げ。コンサートのタイトルにも入っている曲は早いタイミングから披露された。

衣装を変えて「ひらりと桜」。ラウールくんが前を見据えて堂々とラストに挨拶する姿に胸を打たれた。突然既存グループに入ってセンターを張ることになった彼が、ラスサビ前を1人スポットライトを浴びて歌う曲。たった2年足らずでの彼の成長の大きさに改めて驚愕した。重たい期待をエネルギーに変えて華やかなステージに立つラウールくんが眩しかった。


「Boogie Woogie Baby」でYouTubeにアップされている夏のサマパラ以上に揃った振りを見せる。

「Acrobatic」では一転、わちゃわちゃしてSnow Manの柔軟な魅力をこれでもかと出す。変顔とかするやん。ポール使わない芸、それに対する深澤くんのツッコミは見ていてとても楽しかった。ポールに掴まって移動するときは、9人揃って1列でスタートしたのがSnow Manらしかった。

「ナミダの海を越えて行け」は、花吹雪が舞い散る中で歌う。初出しの部分もあって、とにかく泣きそうだった。


「無理難題な夢をまた見ような」

「雨に打たれ 泥飲んで 踏まれて 花開け!」


Snow Manにピッタリの曲だ。


「Snow World」では大きくペンライトを振る。Snow Manのための歌。私も一緒にペンライトを振って踊った。

そしてその後「Stories」。疾走感溢れる曲で前半戦を終える。ラウールくんと佐久間くんが向き合って歌う熱い箇所は、痛いほど感情が伝わってきて素敵だった。


MCは、とにかくわちゃわちゃで楽しそうで。それスノ発表は私も「えぇー!」って言ったし、ゆさぴょんの登場にめちゃくちゃテンションが上がった。3rdシングル発売決定には震えたし、嬉しかった。お知らせだらけのSnow Man、誇らしかったな。


「KISSIN’ MY LIPS」で後半戦がスタート。ここで衣装替えがあったのだけれど、赤い手袋がエロティックで良かった。康二くんのベレー帽は天才。佐久間くんの腰に付いた布が舞うのが綺麗。何度もテレビ番組で見ているけれど、毎回パフォーマンスが違うところがSnow Manの魅力だと思う。振り付けの余白を上手く使って魅せられる9人が好きだ。

「終わらないMemories」でしっとりとまとめたかと思えば「Don't Hold Back」で、(心配になるくらいめっちゃ揺れる)移動式ステージの上で華やかに踊る。

「ファンターナモーレ」はまさかのスタンドマイク。マイクで遊ぶ深澤くんとラウールくん、ひかるくんと佐久間くんが微笑ましかった。最後のチュッてところのラウールくんはカッコよくてときめいた。ラウちゃんがどんどん成長しちゃう…と謎の親心のような感情が発生する事態。

「ZIG ZAG LOVE」では舘様の煽りがカッコよかったし、Snow Manの歴史に思いを馳せた。

その後「君の彼氏になりたい。」、佐久間担の私は狂喜乱舞である。サビどセンターなんて、夢かと思った。佐久間くんかっこいい…以外の全語彙力を失った。そしてこれまでもコレオグラファー岩本照さんに全信頼を置いていたが、やはり今回も期待値以上の作品を見せてくれた。キャッチーで繊細なひかるくんの振り付けが大好きだ。

「Lock on!」では突然謎のハートが登場し、客席に座ったSnow Manが撫でていた。あれ何?わかんないけど可愛かった。そして客席に降りて備え付けの椅子を使ったパフォーマンス。ラスサビ前に阿部くんと翔太くんで佐久間くんを奪い合うという謎ドラマが繰り広げられてヲタクはパニックパニック。なんか途中の公演から深澤くんも参加してたし。Lock onしてる?のところでメンバーに抱えられて「にゃー」と言った1公演目のラウールくん、保護!…お気づきの通り、私はここら辺で興奮しまくっていたのでレポのテンションがおかしい。

「Vanishing Over」では、合成によってメンバーが入れ替わり現れるという絶妙なジャニーズのトンチキ感。さすが滝沢くん。出だし、ゆり組2人だけが映ってるからドキッとした。

ダンスゾーンでは伸び伸びとセットを用いて踊る。

「Crazy F-R-E-S-H Beat」はクールでありながら熱さを秘めた彼らのダンスで魅了する。

「IX Guys Snow Man」は画面に曲名が表記された瞬間「えっ」と驚き、「IX Guys〜」と歌った瞬間「うわ〜〜〜〜〜!」と叫んだ。光り輝く9guysだ。パルクールを見せ、ひかるくんと舘様はセットを使っての壁宙。康二くんが側転をしていたのが印象的だった。アクロバットしてる姿が見れて嬉しかった。

そして「D.D.」を全員で横アリを1周移動しながら再度歌う。「みんなが大きくしてくれた曲」っていうラウールくんの言葉になきそうになった。

最初の方の公演は、ラストが「朝焼けの花」だった。メンバーそれぞれの挨拶の後、この曲のサビを歌う形。ただ、途中から無くなって、その分たくさん話が出来るようになったみたいでどちらも良かった。



当初コンサートを開催予定だった3月とはSnow Manを取り巻く環境は変わった。

D.D.はミリオンを突破し、セカンドシングルはミリオン目前で、不二家のCMキャラクターになり、ライブではそれスノ地上波特番第2弾(しかも元日)まで決まった。個人でのお仕事も沢山増えて、雑誌の表紙やレギュラー、ドラマや映画も。

デビューして1年も経っていないのに、もう既にSnow Manが勝ち取ったお仕事がたくさんある。

「今勢いのある」とか「急上昇中の」と紹介されることがファンながらとても喜ばしい。


「伝説のグループになります」


阿部くんはコンサートの挨拶でそう言った。

メンバー全員に驕りや慢心は一切無く、見据える先は国民的アイドルであり世界進出する伝説のグループという壮大なもの。

もっと上を、と全力で肩を組んで突き進むSnow Manが好きだと思った。


「生きていてくれてありがとう」と佐久間くんは言った。ファンへそうやって必死に想いを伝えてくれることがとっても嬉しかった。


メンバーみんな、皆が口を揃えて「ありがとう」って言っていた。


個人的に、Snow Manが支持される理由は、単にかっこいいからとか流行ってるからとかそういうものだけじゃないと思っている。きっと、彼らの真面目な姿勢だったり固い絆だったりと、内面まで引っ括めたところにあるんじゃないかなと。

いつだって高みを目指して目標を口にする。「9」という数字を大切に大切にする。

周りへの感謝を決して忘れない。

日に日に洗練されていく高度なパフォーマンスや、たった1年でのバラエティの吸収力を見れば、「伝説のグループ」になるのは口だけの夢物語ではなく本当に叶うと思えてくる。


「応援したい」と思わせる力を生み出しているのは、紛れもなく彼らの姿勢によるものだ。

人間の購買活動は、そんなに単純じゃない。「買ってください」とだけ言われてやすやすと買うような人間はそんなにいない。彼らの作品を手に取りたくなったり、番組を見たくなるのは彼らの生み出す力だ。


Snow Manは絶対に大きなグループになる。まだ未熟なところはあるかもしれない。それでも、彼らのまっすぐで全力な姿があればきっと大丈夫だと思えるのだ。たった1年でたくさんファンを増やしたSnow Manは、人の心の浅いところに触れて結果を掴んだわけじゃない。深部で魅了したからだ。小さな積み重ねを大切に育ててきたからだ。


今回1つ印象的だったのが、ラウールくんが高く手を伸ばして何かを掴むような振りを何度かやっていたこと。D.D.にもあるように、「頂上(てっぺん)」を本気で獲りに行く覚悟が現れている気がしてゾクゾクした。


9人でまだ見ぬ頂上へと駆け抜けて欲しい。どんな壁だってぶち壊して欲しい。私はずっとずっと応援しているから。援軍になるから。


これからの彼らがもっと楽しみになる、そんなデビューコンサートだった。


Snow Manは最高で最強のグループだよ。

愛してる。ありがとう。


次は会場で、直接この目に9人の姿を焼き付けられますように。