いつか、
Snow Manのコンサートが、中止になりました。
振替公演があるのか、払い戻しになるのか、まだ何も分かりませんが、開催はされませんでした。
3日前まではメンバーはリハを重ねていた。
それがさらに苦しい。
でも、だれも悪くないのです。
得体の知れないウイルスのせいです。
ハイタッチ会が中止となり、突然決まったデビュー後初のコンサート。
どう考えても無理やり詰め込んだだろみたいなツアー日程と、1日3公演という9人の体力オバケに衝撃を受けました。
キャパは狭くて。どうにか1公演でも入らせてくれ、と念じながら申込みました。
当落発表まで、生きた心地がしませんでした。
発表の日は東京にいて、有楽町線か何かに乗りながら、携帯を開きました。
「当選」
手が震えました。本当に本当に嬉しかった。
人生で一番嬉しい当選だったかもしれません。
ずっと会いたかったSnow Manのデビューコンに行ける。
ひたすら幸せでした。
でも、浮き足立つ私を尻目にウイルスはどんどん拡大していきました。
世の中に溢れるエンターテイメントの自粛ムード。
私は自粛による損害で人が死ぬんじゃないかと思ったりもしましたが、目に見えないウイルスの脅威には何もかも不可抗力でした。
中止のメールを受け取った日。
就活中の私は、志望していた会社からお祈りメールを受け取ったばかりでした。
それも面接にさえいくことが出来ず、性格診断で。
泣きました。行きたかったからこそ、そこのために勉強したからこそ、泣いた。
もう今はどうも思ってませんし、私を落としやがってこのヤロー今に見てろよ後悔させてやるなどと強気に思っていますが、その時は辛かった。
こんなに辛いことがあったんだから、コンサートはあるかもしれんと思いました。
そこに来たコンサート中止のメール。
悪いことは重なるって言ってた人誰?正解なんですけど。
不安定なメンタルの中、唯一の頑張る糧だったエンターテイメントは消えました。
メールの通知を見て、一瞬冷静に事態を飲み込んで、泣きました。
おんおん泣きました。声を上げて泣いた。
あまりにも踏んだり蹴ったりすぎるだろ、と途中で面白くもなってきた。
その日は、1日中何も出来ませんでした。
一緒に行く予定だった友人と連絡をとって、遊んで、どうにか気持ちを切り替えて、いつか開催されるからその時まで楽しみが延びただけ、と考えました。
それでも今日(行く予定だった22日)、ふと脳裏をかすめるのは、幻のデビューコンの世界でした。
煌びやかなライトに囲まれて、ステージに華々しく登場する9人の姿。
デビュー曲「D.D.」を踊る姿を見て、Snow Worldを聴いたら私は笑顔で泣くだろうなと思いました。
以前、武蔵の森に行ったことがあるので、会場の様子も分かります。
想像がついてしまうからこそ、辛くて。
ずっと心が苦しかった。
何を考えてもどうにもならないのに。
だから、これを書いています。
また明日も幻のコンサートの日です。
気持ちを整理するために書く。
私は、かつて他の推しのイベントに外れたことがあります。ファンになってから初めてのハイタッチ会で、予定はしっかり空いていました。でも、チケットだけが無かった。
その日はめちゃくちゃ辛くて、ずっと家から出ませんでした。
でも、2年以上応援していく中で、何度もイベントに行けました。ハイタッチも、チェキも行ったし、もしかしたら覚えてもらえてるかも?みたいな出来事もありました。
だからきっと、大丈夫。
辛いことがあった先には楽しいことが待っていることを私は知っているので!(暗示)
滝沢歌舞伎のDVDも注文してるし!やったー!!
いつか情勢が落ち着いたら、万全の気持ちで会いに行かせてね。
辛い中でも、YouTubeの生配信をして楽しませてくれるSnow Manが好きです。
ファンに寄り添ってくれる9人が好きです。
言葉だけじゃなく、行動にも移してくれるみんなが好きです。
Snow Manのファンになれて良かった。
まだまだ、船出は始まったばかり。
これから。これから。