コロナのせいでSnow Manのデビューコンサートが延期になり、まあ円盤があるから我慢しよう…と思っていたら滝沢歌舞伎ZEROのDVD発売も延期になり、もういやになっちゃう!ということで、ずっと買うか悩んでいた滝沢歌舞伎2018のBluRayを購入しました。
私がSnow Manを好きになったのは去年ですが、ずっとジャニヲタだったので滝沢歌舞伎というものの存在は前から知っていました。
知っていたといっても、「タッキーが歌舞伎をやったり舞台で飛んだりするやつ」くらいの浅いイメージです。
私がヲタクをしている期間に嵐全員が舞台を踏むことはなかったので、舞台とは縁遠いジャニヲタでした。
昨年、Snow Manと出会い、どうやら彼らは舞台をずっと踏んできたらしいということを知りました。
Ride on Timeを見て好きになったので、その稽古の様子が印象的です。
今回2018を見て、「なんでもっと早く見なかったんだ…ッ」と後悔しました。
開始15分くらいで既に「あ、元取ったわ」と思いました。
舞台の上で踊る彼らは、とにかく美しかった。
彼らの"アイドル"としてのパフォーマンスと、板の上の舞いは似て非なるものでした。
指先までしなやかに、客席に向けて「発する」踊り。
ダンスのこととかよく分からないですが、彼らが上手いことだけは分かりました。
怒涛のショーにひたすら「ウォー!」「え!?」「ヒェ!!」と叫び続け、気づけばタッキーと健くんが化粧を始めていました。
特に私は佐久間くんのファンなので、すぐに佐久間くんばかり見つめてしまっていたのですが、彼は後ろにいようともステージを完全に我がものにしていました。
あとまだSnow Man加入前のめめ。
スタイリッシュなテクノカットはあまりにも目立っていました。
滝沢歌舞伎を見て思ったこと。
Snow Manが職人集団と言われ、先輩たちにバックをオーダーされ続けた所以が分かる気がしました。
言葉を発さずとも、伝わる表現。
感情を身体に乗せて動かすことのできる筋肉。
圧倒的存在感と品格のタッキーと健くんの邪魔を決してしない。
でも、確かに彼らの踊りは目立っていて、かつ主役を映えさせるものでした。
"名脇役"という言葉が似合うと思った。
味があって、風格がありました。
かっこいい。
シンプルにそう思いました。
彼らじゃないと出せない、空気の圧のようなものがあった。
だからこそ、9人になった理由も分かる気がしました。
圧倒的主役の横や後ろで色を出すことの出来る人たちに、生まれ持った主役たち3人が参加した。
そして起こった化学反応が、今の9人だと思っています。
今の9人は、全員主役に見えます。
私がただファンなだけかもしれませんが、それでも発されるオーラの厚みが増している気がします。
自信と覚悟は、6人にも更なる覇気を与えた。
圧倒的パフォーマンス力と、オーラが揃った彼らは無敵だと思います。
センターがいたとしても、紛れもなく全員が主役なのです。誰も殺されていない。むしろより一層輝いて生きている。
そんな奇跡みたいなグループ。
だから、早くZEROも見たいなぁという気持ちが爆発しています。
2018の円盤ラストを見て感じたのは、Snow Manの第2章の始まりに、「ZERO」として滝沢歌舞伎の第2幕を用意したタッキーの愛です。
彼らの始まりの舞を、この目で確かめてみたい。
2018最後の「LOVE」という曲。三宅健くん作詞で滝沢秀明くん作曲の、私が大好きな曲。
タッキーと健くんがフライングの準備をしている時、Snow Manが横並びで歌うところがあります。
「本当に大事な人って 意外と近くに居たりして」
その後ろに、目黒蓮くんがいます。
近くにいたんだなぁと。いつもここを聞く度に私は泣いてしまいます。
新たなる幕開け、9人の舞を早く見たい。
Snow Manって見れば見るほど、知れば知るほど好きになるグループです。
滝沢歌舞伎2018、買ってよかった。