雪、ときどき嵐

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Snow Man ラウールくんというカリスマの話

Snow Manの最年少メンバーであるラウールくん(16)。


2019年1月に少年忍者からSnow Manに加入。最年長の深澤くんとは11歳差。他のメンバーも全員20代の中、全く負けることなく輝きを放っている。


彼は、カリスマだと思う。


どうすれば自分やグループが輝くのか、いつも客観的な目線で見ている。決して満足することなく、常に分析と練習を重ねる。まだ高校生だということを信じ難いくらい、達観しているのだ。


Snow Manに加入した際のことを、「その時の僕には何の実績もない。ただ期待されているだけの人。」と冷静に語っていた。ただひたすらその期待に応えることを考えてストイックに努力し続けた彼は、職人集団と言われるSnow Manのセンターを堂々と張るようになるのに時間はかからなかった。Diorのタイアップに起用され、TGCではランウェイを支配した。紅白でも、ジャニーズJrの中で眩い輝きを放っていた。

日に日に増していくオーラは、彼の持ちうる天性の才能と努力の賜物だと思う。


デビュー時期に「最初は無理やり"自信を持たなきゃ"と思っていたけど、無我夢中で仕事をしてきた今は素直にこれから絶対に成功するはずって思える」と語ったように、彼は根拠ある自信を持っている。努力する天才とは、ラウールくんのことだ。


パフォーマンスはもちろん、バラエティでもその姿は如実に現れている。


櫻井・有吉THE夜会風間俊介くんがラウールくんを紹介するコーナーがあった。

風間くんは「ラウールは親近感ではなく新時代のカリスマとして芸能界を生きていくべきだから、今日は喋らなくていい!」と言う。それに対してラウールくんは親しみやすさと面白さを全面に出して風間くんにキレられるというくだりなのだが、これがものすごく上手だった。


風間くんという名プレゼンターによるものだったということは大きい。流れを綺麗に作ってくれる。そこに有吉さんが乗っかって「学校とか行ってんだ、庶民的ぃ」とパスをくれると、コメディチックにリュックを背負って走り出すし、「脚が長いからコマネチとか綺麗そう」と言われれば思いっきりコマネチをする。早着替えで銀シャリの鰻さんが失敗すると、「あの…これってもしかして、こっちの方が正解ですか?」とボケる。


テレビ出演回数はメンバーの中でも特に少ない彼が萎縮することなく自分を出しているのは、持ちうるバラエティ的な感性と堂々たる緊張しない心臓と、俯瞰して見ることの出来る冷静な判断力によるものだと思う。


そして、Snow Manのメンバーはラウールくんの成長を和やかに見守っている。彼の才能を認め、誇りに思いながら時に優しく時に厳しく隣にいる。例えば目黒くんは、ファミレスで語り合ったり毎日連絡を取る友達のような関係性でもあり、「ラウールがアクロバットの練習で危険だった時があったから指導した」と言うように、しっかり先輩後輩の関係でもある。深澤くんは「ラウールはものすごく頑張っているから、メンバーといる時はリラックスして欲しい」と母親のように面倒を見る。

周りの温かい環境も、彼をパワーアップさせる要因の一つだ。


このように、元から持つ力と努力できる姿勢、心強いメンバーを持ち合わせたラウールくんは最強である。


高校生で遊びたい盛りの年齢だろうに、彼は常にプロのアイドルとして生きている。その姿勢を、私は心から尊敬している。

クロバットも練習しているし、バラエティも更に面白くなるだろう。もっと武器を身につけた彼はどうなっていくのだろうか。日々成長していく彼が楽しみだ。


ラウールくんというカリスマアイドルのファンができて、幸せだなと思う。