雪、ときどき嵐

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クリエCの初単独公演を見て

 

 

(描きたいことはまだまだあるのに上手く言葉がまとまらなくて、でもこの鮮度を保ったままブログに文を置いておきたいので投稿します)

 

 

 

 

8月14日、15時と18時。

 

山拓也くん、佐藤新くん、鈴木大河くん、椿泰我くん、松井奏くん、基俊介くん、横原悠毅くんの7人、通称"クリエC"の初単独公演が行われた。

 

 

彼らの『覚悟と熱意を見せつけるライブ』だったように思う。

 

 

グループ名の付いていない7人が1つになり、最後の挨拶で

「この7人が大好きです」

「いろんな壁をこの7人で乗り越えていきます」

 

そして、

 

「絶対デビューします」

 

と言う関係性を作りあげたのだ。

 

 

ウイルスの流行により中止になってしまったジャニーズ銀座の開催発表からたった半年と少し。

 

「人生を懸ける」

「エリートではない僕らだけど、なめんなよ!ってところを見せつけます」

「僕たち7人はまだ名前もないけど、ここはもう下克上」

「今年が勝負」

 

そう雑誌で語るように時間をかけて準備し続けたものを、惜しみなく爆発させた配信だった。

 

 

本当に初めてなの?というくらい固まった7人のパフォーマンス、適材適所で個々を活かしたセルフプロデュースにひたすら圧倒された。

まだちょっと荒削りな部分もあって、でもそんな姿にむしろ無限の伸び代を感じた。次はどんな表情を見せるんだろう?と思わず気になってしまうような。

 

 

彼らは「これからも」としきりに言っていた。

それは先の仕事が決まっているからなのか、ファンと大人たちへの意思表示なのかは分からないが、きっと「名前のない7人」のドラマはまだ続くわけだ。

 

 

…事務所の策略に乗せられてんな!こんなの汗と涙と友情の少年漫画やんけ!名前ついた時ボロ泣きするぞ!?さすが天下の事務所!筋書き書いてるとしたらめちゃくちゃうまいな!…なんて思いつつも、私はこれから全力で彼らを応援するだろう。

 

だってこの姿は紛れもなく、彼らが腐らずISLAND TVを撮り続け、パフォーマンスの鍛錬を積み、7人で掴んだものだから。

ステージを用意するのは大人でも、中止後に再びステージに立つチャンスを掴み取り、ファンを味方に付けたのは彼ら自身でしかない。

 

「みんなで叶える7人」だと新くんは言う。

 

ファンに「ありがとう」と何度でも伝える姿、「もっともっと前に行く」「新しい景色を見せていくから、僕たちに付いてきてください」と宣言する姿は全てたくましくて、美しかった。

 

きっと叶う。確証はないけど、下克上起こせるよ。

 

ついて行きたいと思う7人に出会えて幸せだ。

 

 

7人のこと、早く名前で呼びたいな!!

ありがとう、クリエCの7人。

 

 

 

 

 

 

クリエCというジャニーズ新時代に適応して前進する7人に魅了されてしまった話

 

 

"クリエC"というワードを初めて聞いたのは、確かジャニーズ銀座が中止になった時だと思う。

滝沢歌舞伎ZEROにも出演していた無所属の7人が集まって、単独公演を数日間任される予定だったらしいと知る。

 

それを知った時、私は「うわぁ…ジャニーズJrだ…」と思った。

というのも、Snow Manにもかつてグループ名がついてない時があったりとジャニーズJrといえば不安定な非公式集団がちょくちょくできると話に聞いていたから。

 

主に嵐のことしか知らなかった私がSnow Manを応援し始めたのは去年のことで、そこから派生してJrに手を伸ばし始めた。だから私はJrと言えども、ジュニアチャンネルに出ている人たちと関西のメンツしか知らなかった。

 

そんな状態で彼ら7人を見て、「この人たちを今のタイミングから応援したら楽しいだろうなァ」と呑気に思った。ISLAND TVも積極的に撮っていたようで、自分から動いて前進しようとしてる人達なんだと感じたから。

 

しかし、私にはJrしかも無所属の人達にハマるということへの恐怖があった。Jrってほら、現場大変だって聞くし急にやめちゃったりするし。

TwitterでのISLAND TVの通知を見ながら、「多分この人たちを真剣に見たらハマっちゃう気がするからやばい(お金も精神的にも)」と思い、リアルタイムでは見ていなかった。

 

そんな怯えていた私が何故彼らにハマってしまったのか。

それは、彼らがSummer Paradise2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂 に単独で出演することが決まったことがきっかけである(わざわざ正式名称で書くスタイル)。

 

 

もうそんなんグループ組めや!と言わんばかりの単独コンサート決定。

7月16日に開催が発表されたのだが、もうこのタイミングで私は7人のことを好きになるのは時間の問題だなと思った。

だって6月にステイホーム期間を終えて開催された「Johnny's Happy Live with You」のジャニーズJr枠で出演することが決まったときも見るかどうか最後まで悩んだもん(結局断念したけど)。

6月の時点ではまだメンバーみんなの顔と名前は一致していなかったものの、この時にファンの人が作ったステマシートを見て「沼深そう…」と思った記憶がある。

 

しかし、初の単独公演が決まったとなればもう見るしかないだろう。公演はその日しかないのだ。将来後悔したって遅い。そうと決まればメンバーをもっと理解するために見ていなかったISLAND TVを見倒そう、よし!と思い、8月、私はISLAND TVを開いた。

 

 

 

(視聴後)

 

 

 

 

…う…っわ………想像以上に沼深ッ……………やべぇとこ来ちまった………………………

 

 

 

 

 

 

ジャニーズ銀座が中止になってしまったステイホーム期間、クリエC組の7人はISLAND TVで動画をあげていた。

そのことをTwitterで見て、「真面目な人達だ…この仕事への姿勢はたぶん好きなタイプだ…」とは思っていたのである。だが、私の想像の10倍くらい彼らは真面目だった。

 

自分たちの公演があるはずだった日、1日目は基くんと横原くんが振り付けした「PARTY MANIACS」のダンス動画。

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そして2日目は雑談の動画。

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3日目からは以心伝心ゲームというまさかのガッツリ企画物。

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その後も自分たちでネタも構成も編集も考えて、ジャニーズ曲名しりとりだったり質問コーナーだったりと、マメに動画を投稿し続けていた。

下準備をし、MCを決め、発言量の差はあれどみんな満遍なく話しながらワイワイと進む。主に横原くんが作家を担当していたらしいが、彼を始め皆の技量にとても驚いた。

ツッコミ当てゲームとか軽く見てたのにめちゃくちゃおもろかったし、「横原くんはお笑いガチ勢の人じゃん…」と尊敬した。

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彼らは誰も貶したりしないし、笑顔で楽しそうだし、みんなちょっと変。おバカさんと頭の切れる人のバランスも良い。個性豊かで自然とわちゃわちゃしている。

滝沢歌舞伎やKATーTUNのツアーのバックで深めた仲を、7人の単独公演に向けて更に深い絆にしたのだと思う。それが画面越しに伝わってくるのだ。

彼らは、ISLAND TVをとても上手く活用していた。

 

20本以上の動画をアップし、舞台に立てない時間も「クリエC」の名前を地道にアピールしていったのは紛れもない彼らだ。大人に言われてやれることでは無い。

企画会議が数時間に及ぶことがあるくらいメンバーみんなのISLAND TV熱が大きい。その真面目さと丁寧な仕事ぶりは、きっと多くの人の心を掴んだと思う。私も掴まれた1人だ。

 

 

 

 

 

このメンバーを「めちゃくちゃ強い7人だと思う」と言う影山くん。

最初は「オレがオレが」な部分が強かったけど、今はみんな自分よりも7人全体のことを考えている、と。

 

まだグループではないのに、この考えに早々に辿り着き、しかも実行できているのは本当に強いなと思う。そしてその姿は様々な媒体からひしひしと伝わってくる。少クラはJrのバック、ブログはない、雑誌に載る回数も少ない。そんな中でも彼らは出来ることをフルスイングで行い、自らの力で掴み取りに行っている。

 

Myojoの10月号のジャニーズJrメッセージカードに、クリエCの面々の名前があった。(私もネットの予約戦争に参加し、どうにか勝ち取った。ところでなんで皆あんなにたくさん買うの?私は1冊欲しいだけなのに…)

最近はPOTATOやWUなど色々なアイドル誌にも登場し始めている。

 

彼らの努力は確かに形になっているのだ。

 

 

ISLAND TVの質問コーナーで、ファンの「クリエに向けて決めたメンカラはこれからも有効ですか?」という質問に対し、「僕らは無所属でグループではないから不安だと思うけど有効です!(有効にしたい!)」という話のあと、影山くんが発した言葉。

 

 

「僕ら7人の目標や夢ってのは、皆さんと思っていることは多分同じだと思うから、7人と皆さんで一緒に協力して力を合わせて実現していきましょうよ」

 

 

新くんは、この7人のキャッチコピーを「みんなで叶えていくグループ」だと言う。「非公式だからこそ、ファンの人と近い距離で段階を踏んでいける」と。

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椿くんはクリエの公演予定だったゴールデンウィークの動画で皆のメンバーカラーの服を着ていた。

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この7人でやっていくという決意と熱意。

かける思いの強さは、自然と表情に表れるのだと思う。だからこそ彼らのパフォーマンスもバラエティ的側面も魅力的なのだ。

 

 

 

 

Travis Japan宮近くんのソロコンでバックについたクリエCの皆。

バキバキに踊るダンス、細かいところも揃えられていて表情の作り方もかっこよかった。

この人たち本当にこれまであんまりマイク持ったことないの?ってくらい堂々としていた。

7人だけで歌った「DON'T U EVER STOP」と「BANGER NIGHT」は、彼らの勢いを感じた。

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新くんは、願望を口に出すらしい。言霊を信じていて、以前ジャニーズ銀座が決まる前から「もうすぐの未来で歌ってるんで、大丈夫ですよ」と他のメンバーに言っていたそうだ。

事実、クリエCの面々は宮近くんのソロコンでマイクを持って歌った。そして14日、単独公演を行う。

 

言霊はきっとあるのだ。

だからきっと、これから先たくさんの夢も実現する気がする。

 

 

 

こんな姿を見れば、クリエCの皆を「応援したい」以外の選択肢はなくなった。この人たちのヲタクをするのはきっと楽しい。感情がぐわっと掴まれた。ジャニーズ事務所の思う壺だ。

「真剣にハマったらヤバい」とか言っていた感情は気づけばどこかへ行き、私はゴリゴリのクリエC担になってしまった。

 

でもそれでいい。いや、それがいい。

 

 

 

14日の単独公演で、彼らはどんな姿を見せてくれるのだろうか。

 

 

きっと大切で忘れられない日になる。

 

 

佐久間くんが宣伝してくれたのもとっても嬉しかったな。

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 康二くんも、愛がぎゅっっって詰まった椿くん主演の告知映像作ってた。最後の名前が出てくるところでちょっと泣いてしまった。

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あ〜!楽しみ!

 

 

 

 

 

 

 

※ちなみに私は基くん担です。あざとい笑顔とキレキレのパフォーマンスにやられた。もう見れないんだけれども宮近くんのソロコンの「はだかんぼー」で後ろを振り返った時のカメラに抜かれた表情がマジ完璧で震え上がった。かわいい。あとISLAND TVとか見てる感じ、たぶん変な人だと思う。ワシが好きなやつやそれ。

尊敬する先輩は岩本照くん、深澤辰哉くん、京本大我くんやって。好きな3人じゃ…。このISLAND TV見直して「この子、もってぃーだったのか!!」ってなった。

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マジで炎の体育会TVのジャニーズ水泳部メンバーに残って欲しい。せめて残らなくても沢山テレビに映って欲しい。元水泳部…頑張れもってぃー!!(収録は終わっている)

 

【最後に語彙力0のオススメISLAND TV紹介】

・あざとぉぉおおおお!ってなった動画

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・かわいいいいいやぁぁぁあ!ってなった動画

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とにかくクリエC、とても良いです!!!

以上!

 

 

 

 

当たり前という最適解(音楽の日のSnow Manのパフォーマンスを見て)



100日以上。


長いようで短くて、短いようで長かった。

8人に慣れたくなくて、過去の9人の動画を何度も見ようと思った。でもいざ見れば、いつ終わるのか分からない彼のお休みがちゃんと終わるのか怖くなってスマホを閉じてしまうことが多かった。


その代わり、CDTVのKISSIN' MY LIPS初披露を狂ったように見た。足りない、足りない、何度見ても足りないけれど、中毒のように見た。パフォーマンスが好きなことが一番の理由だけれど、もしかしたら私はこの違和感をちゃんと感じたかったのかもしれない。本当ならどんな振りなんだろう、見えない彼の姿をずっと探し続けた。




7月18日、音楽の日放送当日。

ひかるくんは、そこにいた。


「どうもっ」

Snow Manでーす!』

1分弱の番宣用の動画。


久しぶりに見た、動いているSnow Manの9人。何も変わらない"当たり前"の9人だった。みんなテンションが高くて、笑顔で、嬉しそうで、私が大好きなSnow Manだった。

9人でいることが幸せそうに見えて、こちらまで幸せになった。


本番のパフォーマンス。

数ヶ月前の足りなくて固かったD.D.とは違う、柔らかで温かで、それでいて更なる疾走感があった。

ラウールくんのコココの時の表情、いつになく挑発的というか、強さと余裕を感じた。

9人のパフォーマンスから、「俺たち最強だろ?」そう言われているようだった。


中毒のように見続けたKISSIN' MY LIPSの答え合わせの時間は、ひたすらに幸福だった。横一列に並んだSnow Manは強かった。「But those nights are over, you're safe, oh yeah」のところ、ひかるくんと踊る深澤くんがフッと笑ったように見えた。2人の関係性を垣間見た気がした。


ただ、あの日初めて8人を見た時よりも心臓がギュッとならなかった。この感覚は上手く言葉にすることが出来ないのだけれども、「とてもしっくり来た」とでも言おうか。あの日より叫んだけれども、100日以上かかった答え合わせは、まるでずっとそこにあったかのように穏やかにストンとハマった。私が求めていたものを、彼らは全てくれた。

違和感なんていらなかった。しんみりした顔なんて要らなかった。ただ、いつも見ていた"当たり前"のその一歩先を見せて欲しいと思っていた。


最適解は、いつだってSnow Man自身から与えられる。

過去は変わらない。この数ヶ月は美談なんかにはならない。

それでもこの数ヶ月は、この先続くSnow Manの美しい物語の一部なのだと思った。

後ろを振り返る必要なんてないし、この9人なら本当に頂点見せてくれちゃうな。そう確信しながら、私はファンをやっている。

いつも美しい姿を見せてくれてありがとう。Snow Manを知ってから、私の日々は更に色づいた。

これからもひたすら前に突き進むであろう9人の援軍になろうと思う。

そう誓った音楽の日だった。



SixTONESのANNを聴いていたらゆめちゃん落ちの松村北斗担になった話

 

 

2020年7月11日(土)の深夜。ふとTwitterを眺めていると、トレンドに「ゆめちゃん」「北斗くん」「SixTONESANN」というワードが入っていた。詳しく見てみると、どうやらSixTONES松村北斗くんがYouTubeで「ゆめちゃん」のおやすみ用ASMRを聴きながら寝ていると話したらしい。

 

いや、女の子の可愛い声で寝るってどんなアイドルだよ。リア恋(アイドルに本気で恋している人達)ファンもいるだろうに大丈夫なのか。てかゆめちゃんって誰だよ。非常に興味深い。そう思った。

 

 

 

 

松村北斗くんは、ジャニーズの6人組グループ「SixTONES」のメンバーである。

私は以前から彼が水曜どうでしょうが好きという情報を知っていたので、同じどうでしょう好きとして非常に親近感を抱いていた。

しかし私は特にSnow Manが好きであり、同時期に売り出したこともあってSixTONESについての知識はにわかレベルであった。対立するファンを見て辟易していて、どちらの魅力も感じていたからこそ、ふと目に付いてしまうアンチの言葉を見たくなかった。あとSixTONESファンの知り合いで1人過激な人がいたこともあり、怖くて本能的にあまり近づかなかったのだと思う。もちろんパフォーマンスを見てかっこいいなぁと思っていたし、SixTONESが個人ブログを立ち上げてからは割としっかりチェックしていた。

 

その中でも特に、松村北斗くんのブログは毎回読んでいた。なぜそこまで熱狂的なファンでもないのにブログを読んでいたのか。

誤解されることを覚悟して言うと、北斗くんの文章は"変"で面白かったからだ。変と言っても、文の意味が分からないとかではないし、ましてや彼の気がおかしいということでもない。彼から、圧倒的な「人間」味を感じたのだ。私の使う『変』とは、『もっと知りたくなるようなクセがある』みたいな意味である。彼のブログは、アイドルっぽい日もあれば、突如文体が変わってエッセイになる日もある。コロコロと変わる文章がやけに人間らしくて、虚像を売りとするアイドルとは少し掛け離れているように感じた。彼の活動を追いかけているわけではなかったが、今日の北斗くんはどんな感じなんだろう?と気になってついついブログを覗きに行った。

 

5月20日は、「いつかこのご飯はうまいなーっと叫びながらちゃぶ台返したい」と書いてあった。…分かる。絶対やらないけど、分かる。そして、「これですこしだけどんな人か分かって貰えましたか?」と続く。あ、変な人なんだろうな。そう思った。

 

5月22日のブログに、「深読みしてくれるように書いてたんだよ(中略)そう言う時って書いた人の正解を知らない方が気持ち悪くって心地良いよね」とあった。こんな風にブログで気持ち悪さの心地良さを語るアイドルがいるんだと驚いた。そして私もその気持ち悪さが好きだから、やけに共感したのを覚えている。

 

SixTONESファンの友人(前述した過激な人とは別の子)曰く、「北斗くんは友達が少ない」らしい。あぁ〜…確かに。面倒くさそうだもん。彼の見た目もクールで寡黙な感じだから、近づき難い感じがガンガン出ているのか?

それにしても友人よ、彼は学生時代に友達が2人しかいないというのは流石に嘘だろう?(…と思って今ネットで軽く調べたら本人が開き直って2人って言ってる記事があった。え、マジ?)

 

とにかく、私は松村北斗くんという人間がこの数ヶ月ふんわりと気になっていた。そこに登場したのが、パワーワード「ゆめちゃん」である。

 

気になって例のSixTONESオールナイトニッポンを聴いた。

北斗くんによるゆめちゃんのエピソードトークは、非常に練られていた。構成もリズムもとても綺麗で心地よかった。ジャニーズのアイドルとは思えないほど深夜ラジオ寄りの話だった。あ、この人そういえば深夜ラジオも好きらしいな。ふと友人が言っていたことを思い出す。

 

結論から言おう。

 

ゆめちゃんの話が終わりジングルが鳴ったとき、私は松村北斗くんに落ちてしまった。完全に彼のファンになった。

 

お笑いにバチボコ尖っていて、プロレスをかまそうとする彼のラジオ愛は番組を聴けばすぐに伝わった。ラジオへの熱量がデカすぎる。ANNのハガキ職人の名前をしっかり覚えている。この人ガチの人だ。北斗くん面白すぎるだろ。

 

こうして、ゆめちゃん落ちの松村北斗担(仮)が爆誕したわけだ。

[正直まだ彼についてほとんど何も知らないド新規にわかファンなので(仮)を付けさせてもらった。なのでファンの方がもしこの文章を読んだとしても怒らないで欲しい。優しく教えてくださいお願いしますお願いします。]

 

そして、友人に教えてもらって彼の連載「アトリエの前で」の第10回を読んだ。

読了し、気づけば私はポロポロと泣いていた。

野望に溢れた少年時代。しかし、様々なエラーによって少しずつ歪み、叶えられなかった「甘い顔で甘いことを言うアイドルグループのセンター」という夢。それでも彼は、「あの日見た夢の続きを今日も生きている」と言う。その強さが好きだと思った。

夢は「かなえる必要はない」と言い切る。そんな彼の積み重ねた経験に思いを馳せた。

「ただ、かなえるための日々を過ごすべきだ」そして「目の前の夢の続きを必死に生きるべきだ。わかったか。僕よ。」と続ける。そう自らに言い聞かせて前に進む姿に心底惚れた。

 

たぶん私は、これを読みながら今の自分と重ね合わせたのだと思う。(もちろん彼は日本中のみならず世界中に向けてお仕事をしていて、私とは比べ物にならないことは分かっている。)私はついこないだ、面接に落ちて夢破れたばかりだった。あと一歩。でもその一歩が遠かった。努力してもどうにもならない事はあると知った。

ただ彼は、夢の続きを生きている。変化を咀嚼して、ちゃんと自分を見つめている。「夢をかなえる必要はない」というこの11文字に、彼の想いが凝縮されているようだった。

 

何事も、終わりなんてないのかもしれないと思った。昨日から今日が続いていて、今日から明日が続いていくのだ。すっかり終わったように見える何かも、糸より細く続いている。人はそれを意識したりしなかったりして生きている。目の前へ進むことこそが、実は夢の続きを生きることなのかもしれない。私の心は少し軽くなった。

 

彼の、真っ直ぐひねくれている文がとても好きだ。ジャニーズという煌びやかな世界に身を置きながらも、人とは少し離れた場所で思考を巡らせて形成されたであろう、その豊かで少々歪な哲学を美しいと思った。

 

松村北斗くんという"変"な人について、もっと知りたい。彼が何を考えていて、どんな言葉を発するのかもっと見てみたい。前までは淡々とギラついているアイドルだと思っていたが、彼は想像していた以上に面白かった。応援してみたい。彼を通した世界はどんな風に見えているのか知りたい。

 

たぶん彼に対する感情は、これまで応援してきたアイドルの誰とも違うベクトルの「好き」だと思う。

私はYouTuberの水溜りボンドのカンタさんが好きなのだが、それとどことなく似ている気がする。カンタさんは相方のトミーさんに「カンタを知ろうとする→ドツボにハマる→殺される」と言わしめる人である。物騒な話だが、カンタさんに惚れ込み、人生を水溜りボンドに掛けるトミーさんのその言い分はわりかし的確だと思う。彼はよく、カンタさんのことを"変"だと言う。カンタさんが何をしても笑うし、世界一面白いと言って疑わない。俺カンタになら殺されてもいいとまで言う。

私は殺されたくはないが、カンタさんを見ていると、次は何をするんだろう、何を言うんだろうとワクワクしてしまう。斬新な思考回路が面白いのだ。彼は自分なりの強い哲学を持ち合わせていて、それに従って生きている。

 

多分アイドルやYouTuberという肩書きを超えて、北斗くんやカンタさんは私にとって「人として知りたくなる人」というカテゴライズなんだと思う。ドツボにハマって抜け出せなくなる未来はもう既にうっすらと見えている。

 

私は真の「松村北斗担」になるべく、北斗くんについて勉強し始めることにする。彼を知った私の人生は、今まで以上に面白いものになりそうだ。手始めに友人からオススメされたストチューブを見る。なにかオススメがあったら教えてください。

 

 

最後に。

ゆめちゃんへ。私は君のおかげですごく魅力的な人のファンになったよ。サンキューな。割とすぐ眠れるタイプの人間ではあるけれど、今度君の声を聞いて眠ってみようと思う。ありがとう。

 

 

 

佐久間大介くんは、音に成る


アニメヲタク兼Snow Man佐久間大介くん、お誕生日おめでとうございます!!!



以前も佐久間くんについてブログを書いたのですが(https://snowworld9.hatenablog.com/entry/2020/02/22/201749)、その後追記したいことが増えてきたので、お誕生日記念ということでまた文を書いてみます。

新規なので、間違っていることもあると思います。その時はそっと教えてください(Twitterにお願いします…→@yu_yamiiii)。





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佐久間くんのダンスを初めて見た時、私は素人ながら「音の中で生きている人」だなと思った。


Party!Party!Party!では全ての人間の視線を独り占めするように踊る。三宅健くんのSPARKバックでは、滑らかに軽やかに踊る。横アリの阿部くんとのドラマでは、力強く、それでいてどこか消えそうで、光のように踊る。


佐久間くんは、曲に合わせて人が変わる。


小学2年生の頃からヒップホップを習い、ブレイクダンス、ロッキン、ジャズ、バレエなど、様々なダンスをやってきた彼。

その経験は、豊かな表現に生きている。


「音楽を聞いた瞬間、何も考えずに自然と身体が動き出して、周りの人間がハッとする、そういう人間になりたい。アニメの主人公みたいでしょ?」と、佐久間くんは言う。


昔の雑誌で佐久間くんは憧れのダンサーに熊川哲也さんを挙げていたというのを見て、佐久間くんがダンスで表現しようとする世界ってものすごく広くて高い場所にあるんだなと思った。

佐久間くんはアイドルとして自らを全うしながら、完璧なパフォーマーとして生きているところに私は毎度惚れてしまうのだ。


彼は、意識せずに曲の一部になって世界観を表現できるように普段から何度も反復練習をして曲を身体に染み込ませているという。

「歌も踊りも、お芝居と変わらない。どれも感情表現。」そう語る彼は、自らを理想に近づけるための努力を決して怠らない。


そこには確固たるプロ意識がある。


「お客さんはみんなチケット代を払って来てくれるわけで、それに見合わないものを見せることは絶対にありえない。」と雑誌で話していたし、Ride on Timeでは後輩に「そんなんじゃ後ろのお客さんまで届かない」と厳しく指導する場面が放送された。


これらのことから分かるように、佐久間くんは常に観客の存在を意識してパフォーマンスしている。




アニオタである彼は、本質的な観客としての視点を持っているのだと思う。ファンが何を求めているのか、いつでも俯瞰して見ている。だから、セルフブランディングも上手だ。

以前出演したアウトデラックスでは、マツコ・デラックスさんに「今までのアイドルでここまでファン側の気持ちを分かってる人っていなかった。そこは強みだと思う。」と言われていた。

私も全くその通りだと思っていて、パフォーマンスもブログもISLAND TVも、全ての活動は「ファンをどう楽しませるか」が軸になっている。ブログは毎回ボリューミーで、仕事のこととプライベートのことをしっかりと記載してくれるし、ISLAND TVもよく撮影して発信してくれる。その積極性と抜かりなき努力がファンを増やしていると思う。


「好きな作品の話になると早口になって止まらなくなる」「強火同士だと初っ端からMAX沸点で擦り切れそうになりながら喋っちゃう」「急なロートーンで出る"分かる…"ってやつ」ブログでヲタクあるあるをかましてきた佐久間くんに、私は首がもげるほど頷いてしまった。

この感覚を知っているアイドルは強い。

「みんなも俺らの話してる時そんな感じ?」と手に取るように理解されているので、こちらはもう白旗を振って佐久間くんにひれ伏すしかなくなってしまう。


彼は"虚像"と"リアル"のバランスを取るのが上手い。

先述したようなパフォーマーとしてのプロ意識や、決してマイナスなことを言わず笑顔を絶やさない姿勢。

反して、アニメオタクであるというリアルな部分。


このバランスが取れているから、佐久間大介というアイドルは美しい。計算され尽くしたセルフブランディングはとても自然で、魅力的なのだ。


その俯瞰して見ることのできる視点を持っているのは、単にアニオタだからという理由だけではなく、彼が気遣い屋であることも関係していると思う。気遣い屋さんの佐久間くんは、自らだけでなく周りも自然に巻き込んでいく力を持つ。


佐久間くんには、明るいとかうるさいとかいうパブリックイメージがあると思う。それはあながち間違いではないと思うし、メンバーにも「佐久間はほんとにうるさい!」と言われていることもあるくらいだ。

でも常にハイテンションでいるのは決してただの目立ちたがり屋な訳ではなく、周りを引き上げるための術でもある。


滝沢歌舞伎2014のタッキーからの手紙では「佐久間は岩本や深澤が前にいると遠慮がちだよね。自信を持って。」と言われていた佐久間くん。

そんな彼が、「Snow Manには控えめな人が多くて、先輩に失礼になったらどうしようと前に出れないことが多かった。だから俺が出ていくことで、俺にツッコむ形で前に出ることができる。」と、Snow Manの切り込み隊長を買って出たのだ。

引く時はしっかり引くし、全員のことをちゃんと見ている。ウニは黄色い身が岩に引っ付いて育っていると思っている彼だが、存外豊富な語彙と頭の回転の速さで(失礼)、ボケもツッコミもこなす。

彼の優しさと強さはSnow Manを包み込んで、9人が持つ大きな力をどんな場所でも解放させている。出演者の方には積極的に話しかけ、メンバーが今度お世話になる人にはその旨を伝えて挨拶する。一つ一つのチャンスを掴もうと愚直に突き進むSnow Manの切り込み隊長は、とてもたくましい。


そして彼は、「先輩後輩限らず、良いものには良い、悪いものには悪いと言いたい」という姿勢を貫く。

Aぇ!groupの福本大晴くんのギャグやベース、HiHi Jetsの猪狩蒼弥くんのラップ、美少年の浮所飛貴くんのハーモニカなど、後輩たちのパフォーマンスをしっかり見て「どこが良かったのか」まできちんと伝える。

先日は、Johnnys World Happy Live with YouのTravis Japanのパフォーマンスを見て、松田元太くんに「トラビスのグループメールに送ってくれ!」とTravis Japanを褒めちぎったまあまあな長文を送ったらしい。松田くんも「佐久間くんは、良かったら凄く褒めてくれるし、足りないところがあったら優しく教えてくれたりで、本当にいつも助けられてます」と綴っている。

Snow Manで特に怖かった先輩として渡辺くんと同時によく名前が挙がるのが、佐久間くんだ。私はYouTubeでニコニコしている彼からその姿を想像できず、最初は何の冗談だ?と思った。でも先述したROTでの後輩を指導する姿や雑誌のインタビューでの仕事への姿勢を読むと、とても頷けた。人に何かを伝えたり指導したりすることは、自分の体力も消耗する。佐久間くんの厳しさは、優しさの証だ。


彼はいつでも周りを見て、ちゃんと行動に移す人だなと思う。阿部くんが「佐久間といるとポジティブになれる」と言うように、周りを巻き込む力を持つ。


佐久間くんはYouTubeの箱根ユネッサンでのロケでは肌が弱いのに果敢にハッカ風呂に入るし、有吉ゼミでは汗を垂らしながら激辛を完食するし、ロケで上手くいかずに悔しくて男泣きするし、やる気と根性だけは死ぬほどあると意気込むし、平成生まれだけど想いを語るとよく昭和っぽいと言われるような、そんな熱い人。


真面目に真っ直ぐ走り続ける彼だからこそ、私は応援したいと思うし、もっともっと夢を叶えて欲しいと思う。



ファンに対して「ついてきて」じゃなく、横並びを誓ってくれる。デビューシングルを発売した時、みんなの力が必要です、とわざわざISLAND TVを撮ってくれる。そして、みんなのおかげだよ、ありがとうと何度でも言ってくれる。


そういう小さな積み重ねが大きな信頼を作ることを、彼はちゃんと知っている。


佐久間くんを見ているとたまにヒヤヒヤしちゃう時もあるし、心配になる時もあるのだけれど、それでも彼を信じる気持ちは一向に変わらない。

収録が終われば必ず自分で反省会をし、出演した番組はどこが使われているのかチェックする。そんなふうに、次に進むためのアップデートをし続ける姿勢が好きだ。



こんなにつらつらと語ってきたが、まだ私は生で佐久間くんの姿を見たことがない。たまに本当に存在してるんだろうか?と思う時もある。

デビューコンサートのチケットは持っているから、早く事態が収束して彼に会いに行って本当にこの世にいるのか確かめたい。


きっと私は、彼のダンスを見たら泣くと思う。

音の一部になる佐久間くんを、早くこの目で見られますように。



佐久間くん。

改めて、お誕生日おめでとう。

これからもずっと応援しています。

大好きです。



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(思いを込めて描きました!)




2020年7月5日  

こん




Snow Man ラウールくんというカリスマの話

Snow Manの最年少メンバーであるラウールくん(16)。


2019年1月に少年忍者からSnow Manに加入。最年長の深澤くんとは11歳差。他のメンバーも全員20代の中、全く負けることなく輝きを放っている。


彼は、カリスマだと思う。


どうすれば自分やグループが輝くのか、いつも客観的な目線で見ている。決して満足することなく、常に分析と練習を重ねる。まだ高校生だということを信じ難いくらい、達観しているのだ。


Snow Manに加入した際のことを、「その時の僕には何の実績もない。ただ期待されているだけの人。」と冷静に語っていた。ただひたすらその期待に応えることを考えてストイックに努力し続けた彼は、職人集団と言われるSnow Manのセンターを堂々と張るようになるのに時間はかからなかった。Diorのタイアップに起用され、TGCではランウェイを支配した。紅白でも、ジャニーズJrの中で眩い輝きを放っていた。

日に日に増していくオーラは、彼の持ちうる天性の才能と努力の賜物だと思う。


デビュー時期に「最初は無理やり"自信を持たなきゃ"と思っていたけど、無我夢中で仕事をしてきた今は素直にこれから絶対に成功するはずって思える」と語ったように、彼は根拠ある自信を持っている。努力する天才とは、ラウールくんのことだ。


パフォーマンスはもちろん、バラエティでもその姿は如実に現れている。


櫻井・有吉THE夜会風間俊介くんがラウールくんを紹介するコーナーがあった。

風間くんは「ラウールは親近感ではなく新時代のカリスマとして芸能界を生きていくべきだから、今日は喋らなくていい!」と言う。それに対してラウールくんは親しみやすさと面白さを全面に出して風間くんにキレられるというくだりなのだが、これがものすごく上手だった。


風間くんという名プレゼンターによるものだったということは大きい。流れを綺麗に作ってくれる。そこに有吉さんが乗っかって「学校とか行ってんだ、庶民的ぃ」とパスをくれると、コメディチックにリュックを背負って走り出すし、「脚が長いからコマネチとか綺麗そう」と言われれば思いっきりコマネチをする。早着替えで銀シャリの鰻さんが失敗すると、「あの…これってもしかして、こっちの方が正解ですか?」とボケる。


テレビ出演回数はメンバーの中でも特に少ない彼が萎縮することなく自分を出しているのは、持ちうるバラエティ的な感性と堂々たる緊張しない心臓と、俯瞰して見ることの出来る冷静な判断力によるものだと思う。


そして、Snow Manのメンバーはラウールくんの成長を和やかに見守っている。彼の才能を認め、誇りに思いながら時に優しく時に厳しく隣にいる。例えば目黒くんは、ファミレスで語り合ったり毎日連絡を取る友達のような関係性でもあり、「ラウールがアクロバットの練習で危険だった時があったから指導した」と言うように、しっかり先輩後輩の関係でもある。深澤くんは「ラウールはものすごく頑張っているから、メンバーといる時はリラックスして欲しい」と母親のように面倒を見る。

周りの温かい環境も、彼をパワーアップさせる要因の一つだ。


このように、元から持つ力と努力できる姿勢、心強いメンバーを持ち合わせたラウールくんは最強である。


高校生で遊びたい盛りの年齢だろうに、彼は常にプロのアイドルとして生きている。その姿勢を、私は心から尊敬している。

クロバットも練習しているし、バラエティも更に面白くなるだろう。もっと武器を身につけた彼はどうなっていくのだろうか。日々成長していく彼が楽しみだ。


ラウールくんというカリスマアイドルのファンができて、幸せだなと思う。





滝沢歌舞伎2018を見た



コロナのせいでSnow Manのデビューコンサートが延期になり、まあ円盤があるから我慢しよう…と思っていたら滝沢歌舞伎ZEROのDVD発売も延期になり、もういやになっちゃう!ということで、ずっと買うか悩んでいた滝沢歌舞伎2018のBluRayを購入しました。


私がSnow Manを好きになったのは去年ですが、ずっとジャニヲタだったので滝沢歌舞伎というものの存在は前から知っていました。


知っていたといっても、「タッキーが歌舞伎をやったり舞台で飛んだりするやつ」くらいの浅いイメージです。


私がヲタクをしている期間に嵐全員が舞台を踏むことはなかったので、舞台とは縁遠いジャニヲタでした。




昨年、Snow Manと出会い、どうやら彼らは舞台をずっと踏んできたらしいということを知りました。

Ride on Timeを見て好きになったので、その稽古の様子が印象的です。


今回2018を見て、「なんでもっと早く見なかったんだ…ッ」と後悔しました。



開始15分くらいで既に「あ、元取ったわ」と思いました。

舞台の上で踊る彼らは、とにかく美しかった。


彼らの"アイドル"としてのパフォーマンスと、板の上の舞いは似て非なるものでした。


指先までしなやかに、客席に向けて「発する」踊り。



ダンスのこととかよく分からないですが、彼らが上手いことだけは分かりました。


怒涛のショーにひたすら「ウォー!」「え!?」「ヒェ!!」と叫び続け、気づけばタッキーと健くんが化粧を始めていました。



特に私は佐久間くんのファンなので、すぐに佐久間くんばかり見つめてしまっていたのですが、彼は後ろにいようともステージを完全に我がものにしていました。



あとまだSnow Man加入前のめめ。

スタイリッシュなテクノカットはあまりにも目立っていました。




滝沢歌舞伎を見て思ったこと。


Snow Manが職人集団と言われ、先輩たちにバックをオーダーされ続けた所以が分かる気がしました。



言葉を発さずとも、伝わる表現。

感情を身体に乗せて動かすことのできる筋肉。


圧倒的存在感と品格のタッキーと健くんの邪魔を決してしない。

でも、確かに彼らの踊りは目立っていて、かつ主役を映えさせるものでした。



"名脇役"という言葉が似合うと思った。


味があって、風格がありました。


かっこいい。

シンプルにそう思いました。


彼らじゃないと出せない、空気の圧のようなものがあった。




だからこそ、9人になった理由も分かる気がしました。


圧倒的主役の横や後ろで色を出すことの出来る人たちに、生まれ持った主役たち3人が参加した。


そして起こった化学反応が、今の9人だと思っています。



今の9人は、全員主役に見えます。

私がただファンなだけかもしれませんが、それでも発されるオーラの厚みが増している気がします。

自信と覚悟は、6人にも更なる覇気を与えた。


圧倒的パフォーマンス力と、オーラが揃った彼らは無敵だと思います。



センターがいたとしても、紛れもなく全員が主役なのです。誰も殺されていない。むしろより一層輝いて生きている。

そんな奇跡みたいなグループ。


だから、早くZEROも見たいなぁという気持ちが爆発しています。


2018の円盤ラストを見て感じたのは、Snow Manの第2章の始まりに、「ZERO」として滝沢歌舞伎の第2幕を用意したタッキーの愛です。


彼らの始まりの舞を、この目で確かめてみたい。



2018最後の「LOVE」という曲。三宅健くん作詞で滝沢秀明くん作曲の、私が大好きな曲。


タッキーと健くんがフライングの準備をしている時、Snow Manが横並びで歌うところがあります。


「本当に大事な人って 意外と近くに居たりして」


その後ろに、目黒蓮くんがいます。

そして御園座では、向井康二くんがいるのです。


近くにいたんだなぁと。いつもここを聞く度に私は泣いてしまいます。


新たなる幕開け、9人の舞を早く見たい。




Snow Manって見れば見るほど、知れば知るほど好きになるグループです。


滝沢歌舞伎2018、買ってよかった。